...蝦夷を日本本土から引き離している海峡へ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...遥々(はるばる)我を頼みて来し、その心さえ浅からぬに、蝦夷(えぞ)、松前はともかくも、箱根以東にその様なる怪物(ばけもの)を棲(すま)せ置きては、我が職務の恥辱なり...
泉鏡花 「活人形」
...お前はわたしの蝦を嚇(おど)かして逃してしまったよ」と雙喜は言った...
魯迅 井上紅梅訳 「村芝居」
...襟章(えりしょう)は蝦茶(えびちゃ)の...
海野十三 「空襲葬送曲」
...蟹、蝦、しやこ、何の養分にもならないやうな食べものばかり好きなのである...
太宰治 「津軽」
...蝦夷を以て唐の天子に示す...
太宰治 「津軽」
...安東氏一族の内訌に端を発した津軽蝦夷の騒擾などその一例である...
太宰治 「津軽」
...鼻を蝦(えび)のようにして苦笑いした...
谷崎潤一郎 「細雪」
...小蝦はよく取れたわ...
豊島与志雄 「白木蓮」
...氣は確かだ」「町内の蝦子(えび)床へ入つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ここ五稜廓に凝集される蝦夷地の過去は...
服部之総 「望郷」
...奥蝦夷の果てなどへ押しあげられては...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...その名著『西蝦夷日誌』に於て...
本庄陸男 「石狩川」
...「東夷(ひがしのひな)の中蝦夷(うちえみし)尤(もっと)も強(こわ)し...
柳田国男 「山の人生」
...たとえ蝦夷(えぞ)ヶ島...
山本周五郎 「風流太平記」
...蝦夷の津軽から兵乱の飛報が都に入っておる...
吉川英治 「私本太平記」
...蝦夷(えぞ)の乱は...
吉川英治 「私本太平記」
...北方の蝦夷(えみし)の征服や唐の勢力の脅威によって新政府が著しく軍国主義的に傾いたとき...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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