...二六)九 蝦と蟹1自己以外のものに生命を認める事は俺の生活を苦しくする...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...蝦蟇を驚かしつつ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...袂(たもと)の中から取出したのは大きな蝦蟇(ひきがえる)...
江見水蔭 「備前天一坊」
...アンコウという魚は蝦蟇口(がまぐち)に尾をつけたようなきわめて口の大きな魚であるが...
丘浅次郎 「自然界の虚偽」
...松前蝦夷(えぞ)地最(もつとも)多し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...ふと小蝦か魚かの白く水の上に跳ねあがるのが見えて...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...大きい一匹の蝦蟇が出た...
豊島与志雄 「蝦蟇」
...蝦蟇も静かであった...
豊島与志雄 「蝦蟇」
...きんとんや蓮や蝦や肴などの煮物の折詰と...
豊島与志雄 「死の前後」
...何時も店頭に飾つてある赤い大きな爪の蟹や蝦の姿を見て...
濱田耕作 「異國さかな雜談」
...西蝦夷の生命をささえる咽喉(いんこう)にあたっていた...
本庄陸男 「石狩川」
...北辺警備の本心を蝦夷(えぞ)地開拓の言葉につつんでうろうろしていた開拓使庁は...
本庄陸男 「石狩川」
...雁(がん)が飛べば蝦蟆(がま)も飛びたがる...
南方熊楠 「十二支考」
......
三好達治 「間花集」
...実は蝦夷(えぞ)の地名に漢字を代用した場合と同じく...
柳田國男 「地名の研究」
...義経は蝦夷地(えぞち)へ渡って行く以前に...
柳田國男 「日本の伝説」
...小田原と同じ蝦夷菊(えぞぎく)が投入(なげいれ)にしてある...
夢野久作 「斬られたさに」
...蝦(えび)のようにそりだした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??