...それにわが身を蝕むにまかせて諦めている男...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...ひとり心を蝕むや? 食事或は甘眠を汝心に思はずや? 女性と愛を契ること 130また宜からずや? 永らくは汝は生きず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...氷霧に蝕む北方の屋根に校倉(あぜくら)風の憂愁を焚きあげて...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...私を蝕む病菌の呼吸の音を...
北條民雄 「井の中の正月の感想」
...さあれしづけき うみわが もだせばみづ 満々と みちくあまりにさぶし蝕む 祈りうちけぶるおもひでの 瓔珞悔いか なげきか うれひかおお...
八木重吉 「秋の瞳」
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