...一山(いっさん)の蝉(せみ)の声の中に埋(うも)れながら...
芥川龍之介 「樗牛の事」
...自転車に花や線香や墓参り大いなる蚊が出て喰(くら)ふ早雲寺(そううんじ)幾本の蝉(せみ)の大樹や早雲寺八月十三日 箱根...
高浜虚子 「六百句」
...今日の道はよかつた、山百合、もう女郎花が咲いてゐる、にい/\蝉、老鶯、水音がたえない、佐波川はなつかしかつた...
種田山頭火 「行乞記」
...蝉捕の児が三々五々やつてくる...
種田山頭火 「其中日記」
...松蝉がそこらで鳴く...
種田山頭火 「其中日記」
...みんみん蝉も最初の唄をうたつたやうだつたが...
種田山頭火 「其中日記」
...初めて今年の法師蝉が鳴いた...
種田山頭火 「松山日記」
...待ちかねた様に蝉(せみ)が高音(たかね)をあげる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...長屋の悪太郎長竿を振って富家の庭に入り蝉を追い花を盗むも人深く此を咎めず...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...蝉が抜け殼を地面において明るい空にとび立つようなものだ...
永井隆 「この子を残して」
...まず橋の欄干に蝉のぬけ殻のようになって...
中里介山 「大菩薩峠」
...夏の暑い日に、俺は庭先の樹の葉を見、蝉を聞く...
中原中也 「夏と悲運」
...空蝉はすべてを自身の薄命のせいにして悲しんでいた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それは鎮守の森一パイに蝉の声の大波が打ち初めた朝の間(ま)の事であったが...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...そして勝手を知った後堂へ忍んで行ったと思うと、戟(ほこ)を片手に、「貂蝉...
吉川英治 「三国志」
...貂蝉の筆とみえ、いかにも優しい文字である...
吉川英治 「三国志」
...唖蝉(あぜん)作の流行歌――ああ夢の世や夢の世や...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...』むんむと蒸す日光の照りつけたその松林にははげしい蝉時雨が起つてゐた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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