...特に馬車を辞して蜿々(ゑん/\)たる小径を攀(よ)じ登つた時...
石川三四郎 「馬鈴薯からトマト迄」
...蜿蜒(えんえん)とうねうねとして...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...なるほど万里の長城のごとくに蜿蜒(えんえん)として...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...東西蜿蜒(えんえん)千五百哩(マイル)の国境画定測量に従事することとなったのであった...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...蜿蜒(えんえん)として小仏へ走る一線と...
中里介山 「大菩薩峠」
...重傷者の列は蜿蜒と続いてゐるが...
原民喜 「火の踵」
...午前九時から蜿々長蛇の列...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その蜿蜒(えんえん)たる黒い流れは...
吉川英治 「上杉謙信」
...伊丹城の四方に蜿蜒(えんえん)と長い壕を掘る仕事だった...
吉川英治 「黒田如水」
...そのうちに車駕の列が蜿蜒(えんえん)と通って行った...
吉川英治 「三国志」
...白い一水が蜿々(うねうね)と流れていた...
吉川英治 「三国志」
...蜿蜒七十里にも連なる火焔の車輪陣が...
吉川英治 「三国志」
...その態(てい)を見るに――蜿蜒(えんえん)...
吉川英治 「三国志」
...蜿蜒(えんえん)として軍馬はやがて漢中へ入った...
吉川英治 「三国志」
...行列は城門へ蜿蜒(うねうね)と隠れて行く...
吉川英治 「新書太閤記」
...街道を蜿蜒(えんえん)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...蜿蜒(えんえん)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...駿河台(するがだい)から蜿蜒(えんえん)と下町へのびた火は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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