例文・使い方一覧でみる「蜘」の意味


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...雌蛛はそこまで上りつめると...   雌蜘蛛はそこまで上りつめるとの読み方
芥川龍之介 「女」

...土蛛(つちぐも)見(み)たやうな...   土蜘蛛見たやうなの読み方
泉鏡太郎 「艶書」

...土蛛(つちぐも)の如(ごと)く...   土蜘蛛の如くの読み方
泉鏡太郎 「艶書」

...名物が先ず蛛男(くもおとこ)の見世物(みせもの)...   名物が先ず蜘蛛男の見世物の読み方
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」

...脳の蛛膜の知識を持っていなかったにもかかわらず...   脳の蜘蛛膜の知識を持っていなかったにもかかわらずの読み方
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」

...めくらの爺さんで唄うたうてゐる穿いて下さいといふ草鞋を穿いて笠に巣喰うてゐる小蛛なればまだ孤独気分にかへれない...   めくらの爺さんで唄うたうてゐる穿いて下さいといふ草鞋を穿いて笠に巣喰うてゐる小蜘蛛なればまだ孤独気分にかへれないの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...埃りと蛛の巣で見えない程である...   埃りと蜘蛛の巣で見えない程であるの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「天才」

...さるいかめしい黒塀の角を曲がつたとき球をつくキユーの花やいだ響きに見上げる眼にふと入つた薔薇色の天井に張りわたした蛛手の万国旗……...   さるいかめしい黒塀の角を曲がつたとき球をつくキユーの花やいだ響きに見上げる眼にふと入つた薔薇色の天井に張りわたした蜘蛛手の万国旗……の読み方
富永太郎 「COLLOQUE MOQUEUR」

...そんな風に蛛の糸が引張られていることがある...   そんな風に蜘蛛の糸が引張られていることがあるの読み方
豊島与志雄 「慾」

...蛛(くも)の巣が光り輝いてゐた...   蜘蛛の巣が光り輝いてゐたの読み方
中原中也 「在りし日の歌」

...海岸に生ズ、大サ寸ニ足ラズ、頭ハ蝦ニ似テ、螯(はさみ)ハ蟹ニ似タリ、腹ハ少シ長クシテ、蛛ノ如ク、脚ニ爪アリ、空ナル螺ノ殻ヲ借リテ其中ニ縮ミ入ル、海辺ノ人ハ其肉ヲ食フ...   海岸に生ズ、大サ寸ニ足ラズ、頭ハ蝦ニ似テ、螯ハ蟹ニ似タリ、腹ハ少シ長クシテ、蜘蛛ノ如ク、脚ニ爪アリ、空ナル螺ノ殻ヲ借リテ其中ニ縮ミ入ル、海辺ノ人ハ其肉ヲ食フの読み方
牧野信一 「鏡地獄」

...やがて蛛のやうに蝟集した口さがなき人々にとりかこまれて...   やがて蜘蛛のやうに蝟集した口さがなき人々にとりかこまれての読み方
牧野信一 「夜見の巻」

...蛛の巣のように貼りめぐらされている小屋の前の幾条かの万国旗にまじってひとつ...   蜘蛛の巣のように貼りめぐらされている小屋の前の幾条かの万国旗にまじってひとつの読み方
正岡容 「寄席」

...だって東の方の壁と西の方の壁に、一列ずつ何百か何千かわからぬ程沢山の蛛がズラリと並んでいるのです」「何、蛛が! おお、気味のわるい」と王様とお妃は一度に云われました...   だって東の方の壁と西の方の壁に、一列ずつ何百か何千かわからぬ程沢山の蜘蛛がズラリと並んでいるのです」「何、蜘蛛が! おお、気味のわるい」と王様とお妃は一度に云われましたの読み方
夢野久作 「オシャベリ姫」

...しかたなしに中に這入ろうとしたために蛛の巣に引っかかってあんな目に合ったのです」「まあ...   しかたなしに中に這入ろうとしたために蜘蛛の巣に引っかかってあんな目に合ったのです」「まあの読み方
夢野久作 「オシャベリ姫」

...蛛(クモ)ナリ...   蜘蛛ナリの読み方
吉川英治 「三国志」

...大きな蛛(くも)が糸からすべり落ちたようにその手を振った...   大きな蜘蛛が糸からすべり落ちたようにその手を振ったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...まるで竹箒(たけぼうき)に弄(もてあそ)ばれる蛛(くも)のように...   まるで竹箒に弄ばれる蜘蛛のようにの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「蜘」の読みかた

「蜘」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蜘」

「蜘」の英語の意味

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武勇の士   運上   はいえつ  

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