...「蜀黍、これ食べてみて!」...
...「蜀黍、最近調子どう?」...
...「蜀黍は車の運転がお上手ですね...
...「蜀黍、今日の会議はどうでしたか?」...
...「蜀黍は年下の彼女がいるんだって...
...玉蜀黍の葉が風に鳴り...
石川欣一 「可愛い山」
...僕なども真面目にそんなことを考え、玉蜀黍から豆、さてはひでり草の種子まで準備した...
石川欣一 「比島投降記」
...両側からお化(ば)けのように葉をたれている玉蜀黍(とうもろこし)や高粱(こうりゃん)をかきわけて行かねばならなかった...
海野十三 「骸骨館」
...玉蜀黍(たうもろこし)七本9・19(夕)米国の国会議員にキヤノンといふ...
薄田泣菫 「茶話」
...」とキヤノンは前歯で大粒の玉蜀黍をぽつり/\噛(かじ)りながら言つた...
薄田泣菫 「茶話」
...畑にはもう刈残された玉蜀黍(とうもろこし)や黍(きび)に...
徳田秋声 「あらくれ」
...畑のめぐりには蜀黍をぎっしり蒔いた...
長塚節 「太十と其犬」
...そうかと思うと蜀黍の垣根の蔭に棍棒へ手を挂けて立って居る犬殺がまざまざと目に見える...
長塚節 「太十と其犬」
...蜀黍が少しがさがさと鳴るように聞えた...
長塚節 「太十と其犬」
...其(その)高(たか)い蜀黍(もろこし)の幹(みき)をぐつと曲(まげ)ては穗首(ほくび)に近(ちか)く斜(なゝめ)に伐(き)つた...
長塚節 「土」
...到(いた)る處(ところ)畑(はたけ)の玉蜀黍(たうもろこし)が葉(は)の間(あひだ)からもさ/\と赤(あか)い毛(け)を吹(ふ)いて...
長塚節 「土」
...去年(きよねん)はそんでも其處(そこ)らへ玉蜀黍位(たうもろこしぐれえ)作(つく)れたつけが...
長塚節 「土」
...彼(かれ)は蜀黍(もろこし)の幹(から)に添(そ)うて足趾(あしあと)に從(したが)つて遙(はるか)に土手(どて)の往來(わうらい)へ出(で)た...
長塚節 「土」
...橋は暫くは空橋で其下には蜀黍畑が作つてある...
長塚節 「彌彦山」
...髮は玉蜀黍(たうもろこし)の毛のやうな女――...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...玉蜀黍(とうもろこし)が植えられてあったりしていて...
堀辰雄 「晩夏」
...遠くの玉蜀黍(とうもろこし)もよくできたので...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...麥や玉蜀黍をすり割つたものをコザネと謂つて居る(旅と傳説六卷八號)...
柳田國男 「食料名彙」
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