...「蜀黍、これ食べてみて!」...
...「蜀黍、最近調子どう?」...
...「蜀黍は車の運転がお上手ですね...
...「蜀黍、今日の会議はどうでしたか?」...
...「蜀黍は年下の彼女がいるんだって...
...玉蜀黍の穂が置いてあった...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...赤坊の泣くのに困(こう)じ果てて妻はぽつりと淋しそうに玉蜀黍殻(とうきびがら)の雪囲いの影に立っていた...
有島武郎 「カインの末裔」
...水平的な畑にある玉蜀黍(とうもろこし)や...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...こちらには玉蜀黍(たうもろこし)と蔓豆(つるまめ)とが作られてゐる...
鈴木三重吉 「桑の実」
...これからは貸馬車屋へ往つてそこで玉蜀黍を買つて召(め)し食(あが)るやうにね……」流石に農夫(ひやくしやう)の考へだけあつて一寸面白い...
薄田泣菫 「茶話」
...廉(やす)い玉蜀黍も一度に七本も食つちや馬が怒るかも知れない...
薄田泣菫 「茶話」
...焼いた玉蜀黍(とうもろこし)を片手で押えてわんぐり噛(か)みつきあの鋭い牙で粒を食(く)いかいてはぼり/\噛ったり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...北海道の玉蜀黍は実に甘(うま)い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...こっそり行って探して見ろ」太十が復た眠に就いたと思う頃其一人は三番目の畝を志して蜀黍の垣根をそっと破ってはいった...
長塚節 「太十と其犬」
...彼(かれ)は蜀黍(もろこし)の幹(から)に添(そ)うて足趾(あしあと)に從(したが)つて遙(はるか)に土手(どて)の往來(わうらい)へ出(で)た...
長塚節 「土」
...髮は玉蜀黍(たうもろこし)の毛のやうな女――...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...玉蜀黍(とうもろこし)の粉でつくったように黄色がかって来ました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...あるいは畑になつて茄子(なす)玉蜀黍(とうもろこし)などつくつてある傍に柿の木が四...
正岡子規 「病牀六尺」
...瑞々しい稲田や玉蜀黍等の畑地を越えた向うに杉の群木にかこまれたお久美さんの居る家が静かに望まれた...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...オートミルよりも少し早く出来ます」大原「八日目は」お登和「ポークエンドビーンスといってサザキの湯煮(ゆで)たのと塩豚とへ蜂蜜を加えて蒸焼にしたのですがこれはちょいと素人(しろうと)に面倒です」大原「九日目は」お登和「コーンミルと申して玉蜀黍(とうもろこし)のマッシです」大原「十日目は」お登和「十日目は日本風の朝食で...
村井弦斎 「食道楽」
...玉蜀黍を主食にして居る...
柳田國男 「食料名彙」
...玉蜀黍と云ふ順位で...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...玉蜀黍の葉はかゞやく...
吉田絃二郎 「八月の星座」
便利!手書き漢字入力検索