...「蜀黍、これ食べてみて!」...
...「蜀黍、最近調子どう?」...
...「蜀黍は車の運転がお上手ですね...
...「蜀黍、今日の会議はどうでしたか?」...
...「蜀黍は年下の彼女がいるんだって...
...大豆や玉蜀黍(とうもろこし)の葉っぱが...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...庶子何処玉蜀黍(とうもろこし)の毛みたいな赤っぽい派手な背広に大きな躰を包んだ旗田亀之介だった...
海野十三 「地獄の使者」
...玉蜀黍は成るべく農夫読(ひやくしやうよ)みに温和(おとな)しく「たうもろこし」と読んで貰ひたい...
薄田泣菫 「茶話」
...玉蜀黍の食(た)べ殻(がら)が七本転がつてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...玉蜀黍の好きな代議士は...
薄田泣菫 「茶話」
...六波羅畑の玉蜀黍の黒い髯を涼風が渡るのも侘しい...
竹久夢二 「砂がき」
...萩の餅やら団子やら新里芋やら玉蜀黍(とうもろこし)やら梨やらを供えた...
田山花袋 「田舎教師」
...草も玉蜀黍もびしょ濡れである...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...怖ろしさのあまり危うく玉蜀黍の中で死ぬところでしたよ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...父親はお庄の真赤になって炙っている玉蜀黍を一つ取り上げると...
徳田秋声 「足迹」
...玉蜀黍(とうもろこし)で補(おぎな)い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...蜀黍の垣根の側に手拭を頬かぶりにした容子の悪い男がのっそりと立って居る...
長塚節 「太十と其犬」
...こっそり行って探して見ろ」太十が復た眠に就いたと思う頃其一人は三番目の畝を志して蜀黍の垣根をそっと破ってはいった...
長塚節 「太十と其犬」
...其時は既に盗ではなかった其不幸な青年は急遽其蜀黍の垣根を破って出た...
長塚節 「太十と其犬」
...玉蜀黍(ポレンタ)の粥(かゆ)とこのラグウは...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...玉蜀黍(とうもろこし)脱穀(だっこく))と赤シャツは手帳に書きました...
宮沢賢治 「耕耘部の時計」
...非道(ひど)い奴になると玉蜀黍(とうもろこし)の喰い殻に油を浸(した)した奴を...
夢野久作 「爆弾太平記」
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若山牧水 「樹木とその葉」
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