...「蛮国」って、どこなの?...
...最近、蛮国からの輸入品が流行っているらしい...
...この小説の主人公は、蛮国の王子だ...
...昔、日本は蛮国だったと言われることがある...
...テレビで面白い蛮国のドキュメンタリーを見た...
...羅甸(ラテン)とやら申す南蛮国の言葉のよし...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...それ故に露西亜人の眼から見て野蛮国たる日本に露西亜が負けたのは英人がブアに負けたのと同様...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...文明国の小児も野蛮国の小児も皆同一である...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...野蛮国や半開国には巫子(みこ)とか魔術師とかいう者が必ずあるが...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...まるで野蛮国の小さな女王みたいだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一野蛮国扱いなのである...
中井正一 「図書館協会六十周年に寄せて」
...今は暴逆無道の野蛮国であるから...
萩原朔太郎 「日清戦争異聞」
...言葉の最後の字が、次の言葉の頭になっとるところを、照覧あれ」「講釈は、それくらいで、ええ」「そんなら」角助は、天に顔をあげ、「日本の、乃木さんが、凱旋す、雀、目白(めしろ)、ロシヤ、野蛮国、クロポトキン、きん玉、マカローフ、褌(ふんどし)、しめた……」「ちょっと待った」と、女親分が、笑いながら、「角助どんは、しめようにも、褌がないのとちがうか...
火野葦平 「花と龍」
...勇気によってこれを決せん!(エンニウス)テルナト王国では(それは我々が口をきわめて野蛮国ときめつける国々の一つだが)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「世に謂ふ山姥は南蛮国(なんばんこく)の獣なり...
柳田国男 「山の人生」
...この間ほとんど野蛮国である...
横光利一 「欧洲紀行」
...南蛮国へ密簡を送り...
吉川英治 「三国志」
...蛮国征伐について彼の意見をたたいた...
吉川英治 「三国志」
...南蛮国の地理をつぶさに考察して...
吉川英治 「三国志」
...「いま蛮国を討治するに当って...
吉川英治 「三国志」
...ぐっと智慧をしぼっているところだ」「南蛮国での智慧者ならばあの朶思王(だしおう)だがなあ」「そうだ...
吉川英治 「三国志」
...てめえも蛮国の洞主じゃあねえか...
吉川英治 「三国志」
...南蛮国には豺狼虎豹(さいろうこひょう)を駆使する陣法ありと見えたが...
吉川英治 「三国志」
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