...水蛭(みずびる)はあちらこちらの岩の上にいたし...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...大密林の中で山蛭(やまびる)にくいつかれながら...
石川欣一 「比島投降記」
...四時頃平林の蛭子(えびす)屋という宿に着いた...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...蛭子(ヒルコ)を入れて流し棄てし葦船...
高木敏雄 「比較神話学」
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武田祐吉 「古事記」
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鶴彬 「鶴彬全川柳」
...芭蕉の「蛭(ひる)の口処(くちど)をかきて気味よき」や「金鍔(きんつば)」や「加茂の社」のごときはなかなか容易に発見されるような歯車の連鎖を前々句に対して示さない...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...皿の上に蛭をつまみ出し...
豊島与志雄 「非情の愛」
...まさか火にあぶるわけにもゆかず……蛭は捨てられることになってしまった...
豊島与志雄 「非情の愛」
...立ち上ってゆき隅っこの卓上の蛭の瓶を取りあげ...
豊島与志雄 「非情の愛」
...田舎を廻って天正一分判金(てんしょういちぶはんきん)や足利時代の蛭藻金(ひるもきん)...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...さっきの蛭子顔が...
火野葦平 「花と龍」
...蛭子(えびす)神社の境内で...
火野葦平 「花と龍」
...冬の蛭子祭が近づいた...
火野葦平 「花と龍」
...そのために後で両方の顳だけでも二百四十匹からの蛭を吸いつかせなければならなかったほど顔がぽんぽんに腫れあがったことがあるなどと話したものだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...何分にもその基になるものが全部近江蛭谷に伝わる作りごとから出発しているので...
柳田国男 「故郷七十年」
...それから十五日を中心とした色々の儀式、例えば胡桃焼の年占でも、蛭の口焼、蚊の口焼、鳥追ムグラ打、なるかならぬかなろうと申しますに至るまで、何人が行うも随意というものは一つもなかつた...
柳田國男 「歳棚に祭る神」
...彼の声から蛭(ひる)ヶ小島(こじま)は暁(あ)けるといってよかった...
吉川英治 「源頼朝」
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