例文・使い方一覧でみる「蛛」の意味
スポンサーリンク...昆虫の脚は三対、蜘蛛は四対、高等甲殻類は五対、そしてそれ等がすべて身体の正確な場所から出ている... 
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「なに鬼や土蜘蛛なら...
泉鏡花 「活人形」
...……はじめは蜘蛛（くも）の巣かと思ったよ、とそうおいいなさるものですから、狂犬（やまいぬ）でなくて、お仕合せ、蜘蛛ぐらい、幽霊も化ものも、まあ、大袈裟なことを、とおかしいようでございましたが、燈でよく、私も一所に、その中指を、じっと見ますと、女の髪の毛が巻きついているんでございましてね...
泉鏡花 「薄紅梅」
...たゞ蜘蛛の巣があるだけだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...蜘蛛は紡ぐ必要が出来た時には...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...針の痕は次第々々に巨大な女郎蜘蛛（じょろうぐも）の形象（かたち）を具（そな）え始めて...
谷崎潤一郎 「刺青」
...サモイレンコには嚢蜘蛛（ふくろぐも）という綽名をつけた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...袋の中から思いがけなく小さい蜘蛛（くも）が一匹飛び出して来てあわただしくどこかへ逃げ去った...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...窒息した樅（もみ）からたれてる幾つもの大きな蜘蛛（くも）の巣の下を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...蜘蛛は死をでなく生を持ちきたったのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
......
中原中也 「山羊の歌」
...給仕人が平蜘蛛（ひらくも）のようになって謝っているがどうしても許さないのです...
三浦環 「お蝶夫人」
...」と蜘蛛はただ一息に...
宮沢賢治 「蜘蛛となめくじと狸」
...いずれは日本語であって国栖（くず）や土蜘蛛（つちぐも）言葉の伝わるものは稀有（けう）だったろうが...
柳田國男 「和州地名談」
...あなたから短刀と蜘蛛のお話をきいていながら...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...蜘蛛と短刀の夢を見ると...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...蜘蛛（くも）のように辷（すべ）ッて行きました...
吉川英治 「江戸三国志」
...あとの手輩（てあい）はもう蜘蛛（くも）の子だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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