...蛍雪の功 → 努力が報われること...
...蛍雪しい → 非常に白く美しい...
...蛍雪の徳 → 徳のある人のこと...
...蛍雪和歌 → 冬の美しい風物詩について歌った歌...
...蛍雪の思い出 → 懐かしい過去の思い出...
...斯る苦学を蛍雪の二字を形容してゐるが...
市島春城 「読書八境」
...嗚呼于偲男子ガ蛍雪多年ノ業ニシテ猶斯クノ如キハ...
成島柳北 「他山の石」
...いわゆる学問は蛍雪の功を積まねばならぬ...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...即ち智識を得るのはなるほど蛍雪の功だと思うようになるはずだ...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...加十が北大の土木科に蛍雪の功を積んでいるうち...
久生十蘭 「魔都」
...蛍雪幾年の辛苦を忍耐するも...
福沢諭吉 「学問の独立」
...遂に多年蛍雪(けいせつ)の功が現われて一片の卒業証書を懐(いだ)き...
二葉亭四迷 「浮雲」
...積みに積んだ蛍雪の功は空しからず...
正岡容 「寄席」
...栄華に戯れてもいるはずの人が蛍雪(けいせつ)の苦を積んで学問を志すということをいろいろの譬(たと)えを借りて讃美(さんび)した作は句ごとにおもしろかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...蛍雪(けいせつ)の苦を学びの窓に積み...
吉川英治 「三国志」
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