...昔から蛇柳(ジャヤナギ)と呼ばれている数株のヤナギの木があって...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...右の蛇柳について同博士(当時は理学士)は明治二十九年(1896)六月発行『植物学雑誌』第十巻第百十二号に左の通り書かれている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
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牧野富太郎 「植物一日一題」
...『紀伊続風土紀(きいぞくふどき)』の「高野山之部」に出ている蛇柳の記は次の如くである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...この蛇柳の図が出ている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...「ともすればたけなる髪をふりみだし人の気をのむ風の蛇柳」栗陰亭 との狂歌が記してある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...久内清孝(ひさうちきよたか)君がこのヤナギについて「此世からさへ嫌はれて深く心を奥の院渡らぬ先に渡られぬみめうの橋の危うさも後世のみせしめ蛇柳や」(巣林子(そうりんし)『女人堂高野山心中万年草(にょにんどうこうやさんしんじゅうまんねんぐさ)』)の書き出しで...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...それへこのヤナギ研究に縁ある白井光太郎博士自筆の蛇柳原稿図も添えてある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そして右のような事情ゆえその罪悪を示すためその柳の名も蛇柳と名づけたようだ」と語られた...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...たまたま葉茶壺やありとも知らで行く嵐 宗因天も酔りげにや伊丹(いたみ)の大灯籠 同白露や無分別なる置き処 同蛇柳や心のみだれ飛鳥(あすか)風 露草の如きありといへども...
正岡子規 「古池の句の弁」
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