...彼女の蛇体に惹かれた...
...柔らかな蛇体が抱き心地がいい...
...蛇体の動きに驚かされた...
...蛇体を模したアクセサリーを身につけている...
...青竜偃月刀は蛇体を模した形をしている...
...蛇体と眉も顰(ひそ)めたまわず...
泉鏡花 「遺稿」
...私を見てさえ蛇体だと思う...
泉鏡花 「海神別荘」
...(忿怒(ふんぬ)の形相)お前を蛇体と思うのは...
泉鏡花 「海神別荘」
...絡み合った二匹の蛇体を象(かたど)っている...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...婉曲すること蛇体に変らず...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
......
原民喜 「書簡」
...まぎれでもない……その蛇体(じゃたい)というのをまざまざと見たのじゃ」「へへえ」「それも一度ではない...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...パッと蛇体が消えてしまった...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...蛇体はおろか、守宮(やもり)いっぴき這い出さぬ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...蛇体が欄間を伝うことはなかったが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...金の鱗をつけた凄じい蛇体になって...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...今晩の『写し絵』は蛇体が日高川を泳ぎわたると...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...先刻の清姫の蛇体が...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...――あま! たくみやがったな! それにちげえねえ――闇太郎は、黒い川水のおもてに、蛇体になって、口から火を吐きながら泳いでいる、執念の女鬼が、こちらに、嘲けりのろいを投げつけているような気がした...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...老蛇体に長毛あるは...
南方熊楠 「十二支考」
...(ロ)には神蛇体なりという言伝えの往々にして存することで...
柳田国男 「年中行事覚書」
...池に入って蛇体となったのも同じ日という話(郷土研究二巻六九二頁)と見合わせても推測し得られる...
柳田国男 「年中行事覚書」
...昔蛇体となったという長者の妻の供養を...
柳田国男 「年中行事覚書」
便利!手書き漢字入力検索