...蝌蚪(おたまじやくし)のやうなものを描(か)きかけたが...
薄田泣菫 「茶話」
...天日(てんじつ)のうつりて暗し蝌蚪(かと)の水大正十三年さしくれし春雨傘を受取りし大正十三年棕櫚(しゅろ)の花こぼれて掃くも五六日大正十三年五月十三日 発行所例会...
高浜虚子 「五百句」
...両の掌(て)にすくひてこぼす蝌蚪(かと)の水昭和三年四月 七宝会...
高浜虚子 「五百句」
...時折子供たちが、竹垣の間をくぐってはいりこみ、蜻蛉をからかい、蝌蚪をいじめて、遊んでることもあった...
豊島与志雄 「樹を愛する心」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...蝌蚪(かえるご)が足を得て蛙となる同然と心得違うたのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...自分はつねに太古の蝌蚪(かと)文字古代文字を解読する一辞書を持っているが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...おもての蝌蚪(かと)文字三十六行は天星(てんこうせい)でして...
吉川英治 「新・水滸伝」
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