...一つ十銭の歯ブラッシや雲脂取(ふけと)り香水や時間表や蚤取粉(のみとりこ)などを買い集めてそのトランクの中に叩きこんで出かける手軽さとは...
海野十三 「戦時旅行鞄」
...次には蚊と蚤だ...
大杉栄 「獄中消息」
...蚤取粉(のみとりこ)などからだに振りかけてやったものだ...
太宰治 「畜犬談」
...蚤がなか/\寝せない...
種田山頭火 「行乞記」
...蚤の多いのには閉口した...
種田山頭火 「行乞記」
...蚤と蚊が代る代るやって来て刺したり食いついたりしました...
夢野久作 「蚤と蚊」
...街にうごめく蟻となる哀れさんらんの陽の奏曲に芽がのびる頬に立つ冬の破片の鋭さや冬の樹のうちに鳴る音に耳をあて牛の背の老子にさゝやく天の川ふんぷんと海にふる雪海となるがくぜんと相見しこの世の猫鼠親と子の血をもつ蚤の行衛かな賃金どれい鞭もつ人のあくびかな文明の街...
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...少くとも蚤はゐなかつた...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...蚤(のみ)の螫(さ)した跡のやうな文身を持つて居る人間までが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...死にかけた犬にも蚤(のみ)やだにがついているように...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...蚤(のみ)と南京虫(なんきんむし)のだろう!」メーツらは皆笑った...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...因ってその辺の猫は今に蚤付かず...
南方熊楠 「十二支考」
...蚤と来ちゃあ、僕なんぞは随分清潔なお客だと思う...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...八方へぴょんぴょん跳ぶ蚤を追っかけて夢中である...
横光利一 「夜の靴」
...蚤について一言も発せぬが...
横光利一 「夜の靴」
...祝氏(しゅくし)の三傑(けつ)「時報(とき)ノ鶏(とり)」を蚤(のみ)に食われて大いに怒ること折も折である...
吉川英治 「新・水滸伝」
...鼓上蚤(こじょうそう)とかいう蚤(のみ)虱(しらみ)みたいな奴は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...湧く樣な蚤の襲撃である...
若山牧水 「樹木とその葉」
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