...新は先生の筆下より発して蚌珠(ぼうしゆ)益粲然(さんぜん)たり...
芥川龍之介 「「鏡花全集」目録開口」
...第五回鷸蚌(いつぼう)互ひに争ふ時は遂(つい)に猟師の獲(えもの)となる...
巌谷小波 「こがね丸」
...日本軍が占領したばかりの蚌埠(パンフー)へ...
高見順 「いやな感じ」
...形ヲ小蛤ニ現ジテ蚌ノ海族ト与ニ波ニ漂ヒ...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...鷸蚌(いつぼう)の争いは漁夫の利ということもないではないが...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
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長塚節 「草津行」
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中谷宇吉郎 「露伴先生と科学」
...鷸蚌(いつばう)相鬪て勝敗容易ならず...
福沢諭吉 「帝室論」
...形蚌のごとくにして大なり...
南方熊楠 「十二支考」
...介が動物を挟み困(くる)しめた記事は例の『戦国策』の鷸蚌(いつぼう)の故事もっとも顕われ...
南方熊楠 「十二支考」
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