...虫螻蛄(むしけら)と侮られつゝ生を享(う)く六月十六日 大崎会...
高浜虚子 「五百五十句」
...B――そんな考え方は虫螻の考え方なのだ...
豊島与志雄 「病室の幻影」
...虫螻(むしけら)と等しき下賤の者の生命(いのち)を以て...
夢野久作 「白くれない」
...虫螻(むしけら)と思うているのじゃ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...虫螻(むしけら)のごとく...
吉川英治 「親鸞」
...虫螻(むしけら)のようにぞろぞろと...
吉川英治 「松のや露八」
...虫螻(むしけら)と云った理(わけ)を聞かしてやろう』と...
吉川英治 「山浦清麿」
...虫螻と云ったのは...
吉川英治 「山浦清麿」
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