...」!)「『虞美人草(ぐびじんそう)』は?」「あれは僕の日本語じゃ駄目(だめ)だ...
芥川龍之介 「彼 第二」
...雨の襲来を虞(おそ)るる旅人の心と同じ虞れであって...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...そのトランクを後から抱き停めなければ損をする虞(おそ)れがあるという気持と...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...9.これは決しておまへの損になる虞れはないのだよ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...決して不爲めになる虞れはない...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...いつの間にか科学の領域を逸する虞がある...
寺田寅彦 「方則について」
...自分の体面を損(そこな)う虞(おそれ)がある...
夏目漱石 「坑夫」
...生命の危険にも立ち及ぶ虞(おそ)れがある...
穂積陳重 「法窓夜話」
...自ら虞吏と称するは虎...
南方熊楠 「十二支考」
...和女(おまえ)なぞは決してそういう虞(うれい)もあるまいけれども自分の心で人物の良否(りょうひ)や事の善悪を判断し得ると思うと大きな間違いだ...
村井弦斎 「食道楽」
...虞舜夏禹時代の文章...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...福日社も私の危虞(きぐ)を察して「それじゃ止そうか」と云われたものですが...
夢野久作 「挿絵と闘った話」
...迫害を加えられる虞(おそ)れが十分にございます...
夢野久作 「暗黒公使」
...虞世南のいうごとくたしかに宰相の学でもある...
横光利一 「馬車」
...劉虞はちょうど、中央の命令で、漁陽に起った乱賊を誅伐(ちゅうばつ)にゆく出陣の折であったから、大いによろこんで、(よし...
吉川英治 「三国志」
...虞翻は一礼して、「さればそれがしと傅士仁(ふしじん)とは、幼少からの友だちです...
吉川英治 「三国志」
...虞翻は自信にみちて公安へ赴いた...
吉川英治 「三国志」
...そして虞翻を迎え入れると...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??