...虚無僧が墓地を歩いていた...
...冥想のために虚無僧を招いた...
...(修行において、虚無僧のような生活を送ることを表す)...
...彼女は虚無僧に化けて山をさまよった...
...フリーランスのライターは虚無僧のように生きる...
...虚無僧(こむそう)...
芥川龍之介 「報恩記」
...随つて虚無僧の事)...
種田山頭火 「行乞記」
...これは駆出しの虚無僧じゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの虚無僧さんを追いかけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...敵の虚無僧になつた男が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...虚無僧が人を返り討にしたところで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八町行った先の虚無僧岩(こむそういわ)とよぶ所から左に折れるがよいと教えました...
吉川英治 「江戸三国志」
...苦々しげにこう呟いた虚無僧は...
吉川英治 「剣難女難」
...「むむウーッ」無残、槍の手ごたえと共に、ぱッと血の香を漂わせたところから、ただ一声の唸きが揚がり、一方の虚無僧は、胸板の真ん中を縫われた槍の柄を掴んだまま、(どう)と仰向けに大地へ仆れた様子...
吉川英治 「剣難女難」
...まもなく二人の虚無僧(ぼろんじ)を寺中から拉(らっ)して来た...
吉川英治 「私本太平記」
...と虚無僧は、尺八の手をやめ、肩や天蓋(てんがい)へ落ちてきた金には目もくれず、スッとそこを去りかけた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...さっきの虚無僧(ぼろんじ)があいたいと?」「ハイ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ただいまの虚無僧(ぼろんじ)を?」と...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...鼠木綿(ねずみもめん)の小袖や手甲(てっこう)までがふたり分?いうまでもなく虚無僧の宗装(しゅうそう)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「あっ? ……」出会いがしら?ひとりの虚無僧が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「アア、寒い」虚無僧は、眼をさまして、広い台所の板敷へかしこまった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...虚無僧――そして武蔵のような牢人者...
吉川英治 「宮本武蔵」
...すると突然、虚無僧は、天蓋の顔に両手を当てて、さめざめと、泣き出した...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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