...虚無僧が墓地を歩いていた...
...冥想のために虚無僧を招いた...
...(修行において、虚無僧のような生活を送ることを表す)...
...彼女は虚無僧に化けて山をさまよった...
...フリーランスのライターは虚無僧のように生きる...
...虚無僧となって歩くことが便利であったからそうしたので...
中里介山 「大菩薩峠」
...これがうまく出来なければ虚無僧(こむそう)ではない……といったのはそれ...
中里介山 「大菩薩峠」
...天蓋(てんがい)を被った蒼古な虚無僧(こむそう)のいでたちで...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...「虚無僧の隱れるやうな穴なんか無い筈だよ」「へエ――」「それより手前(てめえ)は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...虚無僧に化けて主人を殺すにしては...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...虚無僧は黙って引っこ抜いて斬りつけました」「黙って?」「何にも言わなかったようでございます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...虚無僧兄弟の血のような赤い深山草(みやまぐさ)の花がさいている細い道へ...
吉川英治 「江戸三国志」
...虚無僧、深傷(ふかで)は受けなかったか」「これはどなた様か、ご助勢忝のうござります」「清水を尋ねて、早く小手の掠り傷をお洗いなさるがよい...
吉川英治 「剣難女難」
...二人の虚無僧を見るや咄嗟(とっさ)にそれと分っていたが...
吉川英治 「剣難女難」
...二人の虚無僧から疑惑の眸をはなさなかった...
吉川英治 「剣難女難」
...虚無僧二人は、大塔ノ宮の党人、三木俊連(みきとしつら)の家来であり、合力の牒状を持って、これへ潜行して来た者とのことだった...
吉川英治 「私本太平記」
...一羽(う)流(りゅう)諸岡一羽(もろおかいちう)(浪人(ろうにん))愛洲陰流(あいずかげりゅう)疋田浮月斎(ひきだふげつさい)(虚無僧(こむそう))吉岡流(よしおかりゅう)祇園藤次(ぎおんとうじ)(京都町人(きょうとちょうにん))一刀(とう)流(りゅう)慈音(じおん)(鎌倉地福寺学僧(かまくらじふくじがくそう))心貫流(しんかんりゅう)丸目文之進(まるめぶんのしん)(伊達家(だてけ))などで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...銀鼠色(ぎんねずいろ)の虚無僧衣...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...不安らしい色を浮かべていた虚無僧も一番あとから渡舟場(わたしば)を上がってきた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...いうまでもなく虚無僧である...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...この部屋から消え去った謎(なぞ)めいた虚無僧の幻影...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ふたりの虚無僧を思いうかべていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...虚無僧の去ったあとに自分が坐って...
吉川英治 「宮本武蔵」
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