...まるで虎狼と一つ檻(をり)にでもゐるやうな心もちで...
芥川龍之介 「地獄変」
...まるで虎狼と一つ檻(をり)にでもゐるやうな心もちで...
芥川龍之介 「地獄變」
...たちまち飢(う)えたる虎狼(ころう)のごとくに飛びかかって...
海野十三 「振動魔」
...人類の歴史は虎狼の群羊を駆るが如く...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...虎狼(ころう)のような心になっている私は...
田中英光 「野狐」
...信長いかに虎狼(ころう)のいきおいにほこっておってもえちぜんぜいと力をあわせて無二の一戦をいたすならば...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...外は虎狼(ころう)渓壑(けいがく)の欲を飽(あ)かしむ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...虎狼(とらおおかみ)に食わせようなんていう不料簡な親を慕って...
中里介山 「大菩薩峠」
...鬼でもなければ虎狼でもない...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分から進んで虎狼(こらう)の顎(あぎと)へ飛込んだと解ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分から進んで虎狼(ころう)の顎(あぎと)へ飛込んだと解ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...妹のお秋を虎狼(ころう)の顎(あぎと)から救い出したさに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...虎狼のあぎとの中に飛び込んで行く...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...虎狼相闘い食肉流血...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...憖(なまじ)いに早まって虎狼(ころう)のような日傭兵(ひやといへい)の手に掛ろうより...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...虎狼よりも恐ろしく思はるゝやうになり来りぬ...
夢野久作 「白くれない」
...虎狼(ころう)の鏃(やじり)をといで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...虎狼(ころう)の爪が...
吉川英治 「親鸞」
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