...虎毛が少し涎(よだれ)をたらしていました故(ゆえ)鵞口瘡(がこうそう)かも知れぬと申して...
伊藤左千夫 「牛舎の日記」
...予はすぐ其(そ)の足で牛舎へはいって虎毛を見た...
伊藤左千夫 「牛舎の日記」
...小さな虎毛(とらげ)の猫を持って来たのであった...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...獰猛(どうもう)な相貌をした虎毛(とらげ)の犬で...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...助二郎は「御注文の虎毛(とらげ)がはいりましたので」と云って...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...虎毛の穂の付いた筆を取った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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