...蘆刈(あしか)りの男に話した...
芥川龍之介 「貉」
...楊(やなぎ)の木4・26(夕)摂津の大物(だいもつ)が浦(うら)に片葉(かたは)の蘆(あし)しか生(で)きないといふ伝説は古い蘆刈の物語に載つてゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...「蘆刈」の中で、長い別離のあとで、夫と妻とが再會するとき、二人の感動は、二人の息づかひを一瞬間ごつちやにしてしまふ、二箇の扇の顫動によつてのみ表現されるのである...
堀辰雄 「クロオデルの「能」」
...かつて『大和物語(やまとものがたり)』の蘆刈話(あしかりばなし)の元の形かと考えてみた...
柳田国男 「海上の道」
...その蘆刈舟(あしかりぶね)でよいではないか...
吉川英治 「黒田如水」
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