...藪蛇(やぶへび)を恐れて一日々々と延ばしてしまふ...
犬養健 「愚かな父」
...それこそ藪蛇(やぶへび)ですからね...
太宰治 「帰去来」
...悪くするとこの法律は藪蛇になると不可ない...
戸坂潤 「社会時評」
...そんなことをするとかえって藪蛇(やぶへび)じゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...かえって枇杷島橋(びわじまばし)での藪蛇(やぶへび)...
中里介山 「大菩薩峠」
...騒いだ日には藪蛇(やぶへび)になるばかりか...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは藪蛇であった...
野村胡堂 「十字架観音」
...萬一覺(さと)られると藪蛇だと思つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...万一覚(さと)られると藪蛇(やぶへび)だと思って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...余計な事をすると藪蛇(やぶへび)になるぜ」「…………」女は黙って頭を垂れました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...藪蛇としか見えなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...藪蛇としか見えなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...之は余程注意しないと藪蛇になります...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...藪蛇の危険がある...
火野葦平 「花と龍」
...達者?秦 こいつあいけねえ? 藪蛇だ...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...だから藪蛇かも知れないとは思ったがツイ今しがたの事だ...
夢野久作 「二重心臓」
...ヘタな藪蛇(やぶへび)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...逃げられでもした日には藪蛇(やぶへび)だから...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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