...そよとも動かぬ大竹藪の上には二三十の星が冷に光つて居た...
伊藤左千夫 「八幡の森」
...間もなく与茂七とお袖は宅悦の家から『藪の内(やぶのうち)』と書いた提燈(ちょうちん)を借りて出て往った...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...・秋風の腹たててゐるかまきりで(再録)・かまきりよいつ秋のいろがはりした・糸瓜ゆつたりと朝のしづくしてゐる・重荷を負うて盲目である・家いつぱいの朝日がうらの藪までも・風に眼ざめてよりそふ犬の表情で・這うてきたのはこうろぎでぢつとしてゐる九月廿三日朝寒夜寒...
種田山頭火 「其中日記」
...孟宗竹の藪(やぶ)などが生々(なまなま)しい緑を浮(う)かして居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...明竹(みんちく)の小藪(こやぶ)を回り...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...藪は低かった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...米友が鈴喜の家の裏手の竹藪(たけやぶ)の中をうろついていたのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...藪(やぶ)と御堂(みどう)の間(あいだ)のしめった落(お)ち葉(ば)をはいた...
新美南吉 「ごんごろ鐘」
...藪(やぶ)には山吹らしいものがしどろに咲きみだれていた...
堀辰雄 「曠野」
...藪(やぶ)の多い...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...鳴雪選者吟(ぎん)のうちに時鳥(ほととぎす)鳴くやお留守の西の京麦寒き畑も右京の太夫かな筍(たけのこ)や京から掘るは京の藪(やぶ)とあるのは面白さうな句であるが...
正岡子規 「病牀六尺」
...雨の中の青い藪(やぶ)を見てはよろこんで目をパチパチさせ青ぞらをどこまでも翔(か)けて行く鷹(たか)を見付けてははねあがって手をたゝいてみんなに知らせました...
宮沢賢治 「虔十公園林」
...藪(やぶ)の中にいたんですが」と又平は続けて云った...
山本周五郎 「風流太平記」
...――藪落しにかかったのだ...
山本周五郎 「藪落し」
...この藪原の駅からは多く大工が出稼ぎに出る...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
...思ひ/\に朝風に吹かれながら、其處の藪、彼處の草原を刈り始める...
吉江喬松 「山岳美觀」
...姓は藪、名は八――相違ござらん!」ひどく、語尾に権威があった...
吉川英治 「大岡越前」
...藪(やぶ)だの畑だのがいくらもあって...
吉川英治 「宮本武蔵」
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