...「何者だッ」女は茶碗を置いて藤枝の顔を見た...
田中貢太郎 「女賊記」
...藤枝は不審に思って入って往った...
田中貢太郎 「女賊記」
...(板女は裏口から逃げた者だ)藤枝は裏口へ飛びだした...
田中貢太郎 「女賊記」
...藤枝様は、さぞ若い時罪をお作りになったことでしょう、――意気な隠し事などを背負って万一のことがあっては、浮ばれませんよ」伊勢屋玉吉は、日頃藤枝蔵人に資本を融通して貰う関係があるので、本人は意識しないにしても、何となく御機嫌を取結ぶという調子がありました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どうする心算(つもり)です? 藤枝さん」甚兵衛はハチ切れそうな好奇心の持主です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...宵のうちに三河屋から帰ったはずの藤枝蔵人が居ないのを不思議に思った様子です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...身寄りも国元もない藤枝家へ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...藤枝蔵人の気に入らなかったのかも知れません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...藤枝蔵人が私の父なら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...藤枝蔵人の話を聞いたのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...知り合いの藤枝真太郎という男である...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...藤枝式の質問をするね...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...まあ当分だめらしいな」藤枝はこういいながら...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...藤枝真太郎という男の経歴と...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...藤枝真太郎とは、五年ほど前まで、鬼検事という名で、帝都の悪漢達に恐れられ憎まれていた、もとの藤枝東京地方裁判所検事の後身である...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...藤枝真太郎なんかはまさにその類で...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...住藤枝驛(ふぢえだえきにすむ)...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...また巻六志太郡藤枝町大字若王子(にゃくおうじ)の押切川蓮池(はすいけ)に隣する北の谷に泉あり...
柳田國男 「地名の研究」
便利!手書き漢字入力検索