...お供して源氏のしばしば行く御殿は藤壺である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その中へ若いお美しい藤壺の宮が出現されてその方は非常に恥ずかしがってなるべく顔を見せぬようにとなすっても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いつも藤壺へ行きたくなって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...現在の弘徽殿の女御の嫉妬(しっと)の対象は藤壺の宮であったからそちらへ好意を寄せる源氏に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女御として藤壺の宮の御寵愛(ちょうあい)が並びないものであったから対句のように作って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こんなふうに思われて単純な少年の心には藤壺の宮のことばかりが恋しくて苦しいほどであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...藤壺(ふじつぼ)の宮は足りない点もなく...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その後に源氏は藤壺の宮の御懐妊を聞いて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...帝のお志はますます藤壺の宮にそそがれるばかりであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...はかない恋であると消極的に悲しむ人は藤壺の宮であって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...藤壺(ふじつぼ)の宮のお生みになった若宮を東宮にしたくお思いになったが将来御後援をするのに適当な人がない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...入内して二十幾年になる女御をさしおいて藤壺を后にあそばすことは当を得たことであるいはないかもしれない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏は藤壺の御殿をそっとうかがってみたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...藤壺の女御にもう光明の夢を作らせる日もなくて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...帝はどこよりもまず藤壺へおいでになり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その前日に帝は藤壺(ふじつぼ)へおいでになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...母に酷似せる継母藤壺を慕った...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...『源氏物語』全篇の中でかなり重大な地位を占むべき葵上、藤壺、特に六条御息所の取り扱い方がそうである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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