...さうして藝術家の個性は對象を統覺(アツパーシープ)する形式の上に...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...さうして宗教及び哲學はこの全體的經驗を描寫し再現することによつてそのまゝに藝術となる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...簑虫があまりにも藝のなさ過ぎるのは...
薄田泣菫 「独楽園」
...始めて人に誘われて藝者を揚げましたが...
谷崎潤一郎 「幇間」
...專ら工藝百般の技術を研究し...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...藝文略の中には石經を載せてあつて...
内藤湖南 「支那目録學」
...キネマ界に入り「聯合映畫藝術家協會」を組織し...
直木三十五 「著者小傳」
...◇七の文藝家協會攻撃はどうぞ御勝手になさいであるが...
直木三十五 「春夫偏見」
...新演藝過日市川左団次のために懸賞脚本の募集をなす...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...文藝春秋社から、お歳暮に五十円の商品切手が来た、儲かるし、ハデな忘年会も出来ないし、税にとられるよりは、といふので方々へ撒いたものらしい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...幼時一たび安藝に往つてゐたさうである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...何が工藝の美の法則であるか...
柳宗悦 「工藝の道」
...かくて「親しさ」が工藝の美の心情である...
柳宗悦 「工藝の道」
...工藝の意義の残りの半(なかば)を知り得たとも云えよう...
柳宗悦 「工藝の道」
...高価な工藝には早くも堕落が来ましたが...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...手工藝を過去の道だといって棄て去る人もいますが...
柳宗悦 「民藝四十年」
...都会の工藝がなぜ醜くなったかの原因について想い廻(めぐ)らさないわけにゆかぬ...
柳宗悦 「陸中雑記」
...都市中心、中央集權になり過ぎた文化の下では、文學、美術、工藝、個々の僕達の生活の細かいものに至るまで、總てが都會のものでないものはない...
吉川英治 「折々の記」
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