...この彦太楼尾張屋の主人というは藐庵(みゃくあん)や文楼(ぶんろう)の系統を引いた当時の廓中第一の愚慢大人で...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...「阿耨多羅(あのくたら)三藐(みゃく)三菩提(ぼだい)を得たもう」ということですが...
高神覚昇 「般若心経講義」
...阿耨多羅三藐三菩提ということです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...その三藐院が何を書いていたのだか...
中里介山 「大菩薩峠」
...三藐院が、書画ともに堪能(たんのう)であられたことは知っているが、発句を作られたことは曾(かつ)て聞かない...
中里介山 「大菩薩峠」
...筆跡はまさしく三藐院の筆ですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)の仏たちわが立つ杣(そま)に冥加(めいか)あらせたまへ(伝教(でんぎょう))いとめでたき歌にて候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)の仏たちわが立つ杣(そま)に冥加あらせたまへ (伝教(でんぎょう))いとめでたき歌にて候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...大人に説くにすなわちこれを藐(かろん)じその魏々然たるを視(み)るなかれと...
南方熊楠 「十二支考」
...又藐姑射(はこや)山人と云つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...藐姑射山人は荘子から出てゐること論を待たない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其人はこれを藐視して已むべきで...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...近衞三藐院の書風が...
吉川英治 「折々の記」
...近衞三藐院の書にそれほど影響をうける機縁があつたらうか...
吉川英治 「折々の記」
...細川家には三藐院の筆蹟は充分あつたにちがひない...
吉川英治 「折々の記」
...必ず近衛三藐院と武蔵とも...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...それはそうと――その近衛三藐院を光悦が訪問した折...
吉川英治 「宮本武蔵」
...阿耨多羅三藐(あのくたらさんみゃく)三菩提心(ぼだいしん)...
吉川英治 「宮本武蔵」
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