例文・使い方一覧でみる「薮」の意味


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...柑子(やぶこうじ)の紅い実をうずめる雪の音...   薮柑子の紅い実をうずめる雪の音の読み方
芥川龍之介 「老年」

...書斎のすぐ後の竹で...   書斎のすぐ後の竹薮での読み方
稲垣巖 「父八雲を語る」

...夏の夜は大きな蚊で一杯でした...   夏の夜は大きな薮蚊で一杯でしたの読み方
稲垣巖 「父八雲を語る」

...余与(よと)京水と同行(どうかう)十人小千谷をはなれて西の方●新保(しんほ)村●川新田(やぶかはしんでん)などいふ村々を歴(へ)て一宮(いちのみや)といふ村にいたる...   余与京水と同行十人小千谷をはなれて西の方●新保村●薮川新田などいふ村々を歴て一宮といふ村にいたるの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...竹に変ぜしと云うもの之なり...   竹薮に変ぜしと云うもの之なりの読み方
高木敏雄 「比較神話学」

...それこそ(やぶ)から棒に――額をぴしゃりと叩(たた)いて...   それこそ薮から棒に――額をぴしゃりと叩いての読み方
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」

...畳(やぶだたみ)を控えた広い平地にある紙漉場の葭簀(よしず)に...   薮畳を控えた広い平地にある紙漉場の葭簀にの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...厚い畳(やぶだたみ)の蔭に...   厚い薮畳の蔭にの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...家のない竹の中に莚(むしろ)を張って転がっている者もある...   家のない竹薮の中に莚を張って転がっている者もあるの読み方
永井隆 「長崎の鐘」

...小川か銀か小波(さざなみ)か?かげの小川か銀か小波か?大きい猫が頸ふりむけてぶきつちよに一つの鈴をころばしてゐる...   小川か銀か小波か?薮かげの小川か銀か小波か?大きい猫が頸ふりむけてぶきつちよに一つの鈴をころばしてゐるの読み方
中原中也 「在りし日の歌」

...竹のなかに隠れひそみ...   竹薮のなかに隠れひそみの読み方
中村地平 「霧の蕃社」

...妾ニ投ズル金ヲシテ深川ノ蚊ヨリモ多ク...   妾ニ投ズル金ヲシテ深川ノ薮蚊ヨリモ多クの読み方
成島柳北 「阿房山賦」

...湖(こすゐ)の風は何んと云つて吹いた明日(あした)は 帰ろ生れた村へ湖の風はどこから吹いた機屋の背戸のから吹いた(六)水神様(すゐじんさま)のお宮は...   湖の風は何んと云つて吹いた明日は 帰ろ生れた村へ湖の風はどこから吹いた機屋の背戸の薮から吹いた水神様のお宮はの読み方
野口雨情 「虹の橋」

...男の胸に両手を突っ張って、離れるが早いか、といわず、石原といわず、大声に叫んで走り出した...   男の胸に両手を突っ張って、離れるが早いか、薮といわず、石原といわず、大声に叫んで走り出したの読み方
林不忘 「あの顔」

...さやさやした風が横手の竹を吹いて...   さやさやした風が横手の竹薮を吹いての読み方
平出修 「夜烏」

...矢玉が雨と飛んできて...   矢玉が雨薮と飛んできての読み方
正岡容 「寄席」

...鶯が上手であるという話であった...   薮鶯が上手であるという話であったの読み方
宮城道雄 「春雨」

...その竹へかかると...   その竹薮へかかるとの読み方
柳川春葉 「怪物屋敷」

「薮」の読みかた

「薮」の書き方・書き順

いろんなフォントで「薮」

「薮」の英語の意味

「薮なんとか」といえば?   「なんとか薮」の一覧  


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