...右のすなわち草は一名薫草(クンソウ)でそれはすなわち零陵香(レイリョウコウ)である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...李時珍(りじちん)がその著『本草綱目(ほんぞうこうもく)』芳草類なる薫草の条下で述べるところによれば「古ヘハ香草ヲ焼テ以テ神ヲ降ス...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...松村任三(まつむらじんぞう)博士の『改訂植物名彙』全編漢名之部に薫すなわち薫草を Ocimum BacilicumL. すなわちメボウキ(目箒の意)にあててあるが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...薫草すなわち草は目を明にし涙を止めるといわれるので...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...芳草類の薫草零陵香の条下には「又山海経ノ薫草ヲジヤカウサウニ充ル古説ハ穏カナラズ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...同じく小野蘭山口授の『本草訳説(やくせつ)』(内題は『本草綱目訳説』)には「恕菴(じょあん)先生秘説(蘭品)ニハ山海経ノ薫草ヲ和ニ麝香草ト称ルモノニ充ツ未的切ナラズ麝香草ハ生ニテ動揺スレバ香気アリ乾セバ香気ナシ漢名麝草(王氏彙宛)」と出ている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...蓋し零陵香の一名なる薫草と同じものであろう...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...唇形科に属する Ocimum sanctum, L.(和名カミメボウキ)すなわち薫草...
牧野富太郎 「植物記」
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