例文・使い方一覧でみる「薫」の意味


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...酒(さけ)の(かをり)が芬(ぷん)と立(た)つた...   酒の薫が芬と立つたの読み方
泉鏡太郎 「雨ふり」

...フーッとり高い息を吐き出した...   フーッと薫り高い息を吐き出したの読み方
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」

...そして葭簀越(よしずご)しにも軽く匂(にお)わせる仙女香(せんじょこう)の(かおり)と共に...   そして葭簀越しにも軽く匂わせる仙女香の薫と共にの読み方
永井荷風 「散柳窓夕栄」

...一立斎文慶の陶と...   一立斎文慶の薫陶との読み方
正岡容 「吉原百人斬」

...熱心に香(たきもの)の香を袖(そで)につけて...   熱心に薫香の香を袖につけての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...夕方になって源侍従の(かおる)がこの家へ来た...   夕方になって源侍従の薫がこの家へ来たの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...「逢はずば何を」(片糸をこなたかなたに縒りかけて合はずば何を玉の緒にせん)とは歎かれるのであるが...   「逢はずば何を」と薫は歎かれるのであるがの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...の迷惑そうにしているのを御覧になって...   薫の迷惑そうにしているのを御覧になっての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...宇治の大姫君をは情人にしていると信じておいでになるからである...   宇治の大姫君を薫は情人にしていると信じておいでになるからであるの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...自分のほかにだれも力になる人はないのであるとは思い...   自分のほかにだれも力になる人はないのであると薫は思いの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...客殿を立って西の対の夫人の所へはまわって行った...   客殿を立って西の対の夫人の所へ薫はまわって行ったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...この宮以外には御所へでもお上げする気にはなれなかったであろうと思われたは...   この宮以外には御所へでもお上げする気にはなれなかったであろうと思われた薫はの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...泣かんばかりになっているのにも少し道理はあるとかわいそうに思われるが...   泣かんばかりになっているのにも少し道理はあるとかわいそうに思われる薫がの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...二条の院の女王(にょおう)様のほうへお送りすべきものは私の荘園の者を呼んで持たせておあげなさい」などとはこまごまとした注意までも弁の尼にしていた...   二条の院の女王様のほうへお送りすべきものは私の荘園の者を呼んで持たせておあげなさい」などと薫はこまごまとした注意までも弁の尼にしていたの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...寝ざめ寝ざめに故人のことばかりの思われて悲しいは...   寝ざめ寝ざめに故人のことばかりの思われて悲しい薫はの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...人生は味気ないとこの女王についてもは思うのであった...   人生は味気ないとこの女王についても薫は思うのであったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...氏等のやうな珈琲を啜つてゐる静観派と...   薫氏等のやうな珈琲を啜つてゐる静観派との読み方
吉井勇 「青春回顧」

...全土の民衆のうえに々(くんくん)と行き渡らせたいための盛事だったというほうが適切であった...   全土の民衆のうえに薫々と行き渡らせたいための盛事だったというほうが適切であったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「薫」の読みかた

「薫」の書き方・書き順

いろんなフォントで「薫」

「薫」の英語の意味

「薫なんとか」といえば?   「なんとか薫」の一覧  


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