...これは袁総統の薨去によりて...
大隈重信 「日支親善策如何」
...(延喜帝の女御なり)孫の東宮までも相つゞきて薨(こう)ぜらる...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...御年四十三にて薨去あり...
高山樗牛 「瀧口入道」
...ナリン殿下薨去ノ趣前掲通牒ノ如(ごと)クナレドモ...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...頗(すこ)ぶる人望のある御人であつたが大阪の行營(ぎやうえい)で薨(こう)ぜられたので...
塚原蓼洲 「兵馬倥偬の人」
...而して更に其の次に起る疑問は此の一節の中で崩薨無禄卒の四語は皆春秋に見はれた所の文字であることであつて...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...天皇(てんのう)の御弟倭彦命(おんおとうとやまとひこのみこと)が薨去(こうきよ)になつた際(さい)...
濱田青陵 「博物館」
...義尚将軍薨去につき土岐右京太夫が斎藤越後守を従えて四月入洛し...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...父帝の手にかかつて薨じたイワン皇子の冥福祈願のため...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...太閤薨(こう)じ...
正岡子規 「古池の句の弁」
...姫悔いて箸(はし)で陰(ほと)を撞(つ)いて薨(こう)じ...
南方熊楠 「十二支考」
...中御門(なかみかど)院崩じ諸公も薨(こう)じたとあり...
南方熊楠 「十二支考」
...三代將軍薨去の節諸侯近臣數人殉死したなど虚説といひ黒め能はぬ...
南方熊楠 「人柱の話」
...斎宮の将来のことも院へお頼みになって東宮はお薨(かく)れになったので...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その日に式部卿(しきぶきょう)親王の薨去が奏上された...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮が薨去(こうきょ)になってあれきり見られぬことになったのは残念であると口々に話し合っていた時にも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今年の春お薨(かく)れになった式部卿(しきぶきょう)の宮の姫君を...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...帝(みかど)出奔(しゅっぽん)して馬嵬(ばかい)に薨(こう)ず...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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