...小松内府の薨去によりて...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...鐘冴ゆる第六天をもどりけり今日の新聞は徳川慶喜(とくがわよしのぶ)公の薨去(こうきょ)を報じています...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...ナリン殿下薨去ノ趣前掲通牒ノ如(ごと)クナレドモ...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...薨去(こうきょ)の年の夏...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...加藤首相痼疾(こしつ)急変して薨去(こうきょ)...
寺田寅彦 「震災日記より」
...嗟乎公薨ずるの日...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...鳥の薨去(こうきょ)を...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...南隣に住まわれた不遠院宮は文亀四年に薨ぜられたが...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...中御門(なかみかど)院崩じ諸公も薨(こう)じたとあり...
南方熊楠 「十二支考」
...斎宮の将来のことも院へお頼みになって東宮はお薨(かく)れになったので...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...寛文元年に薨(こう)じた...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...御母鷹司氏景子薨ぜさせ給ふ...
森鴎外 「能久親王年譜」
...推古天皇の三十年二月二十二日に聖徳太子が薨去(こうきょ)あらせられたので...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...関白秀吉が薨じて...
山本周五郎 「日本婦道記」
...ついにその事なく薨去せられたが...
吉川英治 「三国志」
...故(こ)征夷大将軍尊氏が薨(こう)じてから今日はまだ八日目なのである...
吉川英治 「私本太平記」
...今昔物語に就いて『今昔物語』は宇治大納言と呼ばれた源隆國(承暦四年齡七十四で薨去)の所編といふことになつてゐる...
和田萬吉 「父兄の方々に」
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