...誤つて鬼薊を掴めば...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...二合半以上にはもう草も木も絶無であったが唯此の薊だけを見ることが出来た...
高浜虚子 「富士登山」
......
立原道造 「優しき歌 ※[#ローマ数字1、1-13-21]・※[#ローマ数字2、1-13-22]」
......
永井荷風 「自選 荷風百句」
...薊(あざみ)の花のゆらぐ中に...
夏目漱石 「幻影の盾」
...そんな事で薊の三之助と逢引をする約束をさせられたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...床柱の花籠に申訳のように薊(あざみ)と刈萱(かるかや)を投げいれ...
久生十蘭 「ユモレスク」
...匂來ると見て光は薊の中より...
正岡子規 「花枕」
...やつと薊の外に出で來りぬ...
正岡子規 「花枕」
...葎(むぐら)と薊(あざみ)の花を踏みにじって奴国の方へ馳けていった...
横光利一 「日輪」
...乗(のり)で行こうじゃねえか』薊(あざみ)は...
吉川英治 「魚紋」
...そこへ下りて来た薊と山岡屋は...
吉川英治 「魚紋」
...相手に依るなあ』『薊だ』『……えっ...
吉川英治 「魚紋」
...薊は浮いて来なかった...
吉川英治 「魚紋」
...ここら薊州(けいしゅう)あたりの安軍人までが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...翠屏山(すいへいざん)は、薊州東門のそと、郊外二十里のところ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...探させてみたらどんなもので」「しかし薊州といっても広い」「なんの...
吉川英治 「新・水滸伝」
...薊(あざみ)――そうねえ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??