例文・使い方一覧でみる「薄焼」の意味
スポンサーリンク...台所で玉子の薄焼を作っているお秋に... 
谷崎潤一郎 「細雪」
...そして最後にジャムつきの薄焼（ブリン）がでた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...西の果（はて）に用もなく薄焼けていた雲はようやく紫に変った...
夏目漱石 「虞美人草」
...あれで薄焼（ブリン）を焼かせよう...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...薄焼（ブリン）だの...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...「薄焼（ブリン）は如何で？」と女主人がすすめた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...チチコフは薄焼（ブリン）を三枚いっしょに丸めて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...お宅の薄焼（ブリン）は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...薄焼きのパン・ケーキみたいにつるつるになる訳がない...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...もろこしの薄焼を作ってくれた...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...薄焼にも手を出す気にはなれなかった――あやが墓地であった事を話すと...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...そして棚の上から、かもしかの毛皮を縫い合わせて作った寝袋を取りおろして、猪の焙肉（あぶりにく）や、薄焼や、干飯（ほしい）やかち栗、乾した杏子（あんず）など、それぞれの包みを中に入れて巻き、それを背負えるようにしっかりと括（くく）った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...薄焼（小麦粉を練って延ばし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...二枚目の薄焼を取りあげたとき...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐は薄焼と焙り肉を出して喰べた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...一枚めの薄焼をまだ喰べ終らないうちに...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...」羊の肉の薄焼に雛の肩肉と...
横光利一 「旅愁」
...」久慈はコールドビーフのような羊のなよなよした薄焼を切りながら...
横光利一 「旅愁」
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