...しかし月を経るに従ってこれらの憂慮も薄らいで来た...
大杉栄 「獄中消息」
...アルコール渇望が薄らぎつゝあることである...
種田山頭火 「其中日記」
...三時ごろの冬の日影が力なげに薄らいで来たころに...
徳田秋声 「爛」
...腹の痛みは途中から薄らいで来たが...
徳田秋声 「のらもの」
...最早日が入りかけて、薄ら寒く、秋の夕の淋しさが人少なの新開町を押かぶせる樣に四方から包むで來る...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...もう次第に薄らぎ...
豊島与志雄 「朝やけ」
...薄ら寒い髯が生えてることが多かった...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...薄ら寒い髯が伸びかかっていた...
豊島与志雄 「二つの途」
...廊下の茫とした薄ら明りが...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...口許に力無い薄ら笑いを湛えて...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...あるいは夕方の薄ら明りのうちに透かし見られるその群れ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...細君の弟はちよつと薄ら笑ひをした...
原民喜 「飢ゑ」
...昼からかけての心の顫(ふるへ)は漸く薄らいだが恐怖は却つてはつきりした知覚を以て彼を脅(おどか)した...
平出修 「逆徒」
...そして海辺の薄ら寒さが日増に快くなる春に入つてゐた...
牧野信一 「F村での春」
...さすがに飛び跳ねでもしない限りは薄ら寒かつたのでもあらうか...
牧野信一 「タンタレスの春」
...元気で、薄ら日の中を、浅草の熊谷稲荷のはなし塚の法会へ出かけてゆきました...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...「…………」夕方の薄ら陽が...
吉川英治 「宮本武蔵」
...いつの間にか此処らに薄らいだ霧がその渓いっぱいに密雲となって真白に流れ込んでいる...
若山牧水 「青年僧と叡山の老爺」
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手のダルビッシュ有さん: WBCで侍ジャパンの投手陣に実戦的な助言を行う⚾️
- 女優の池田昌子さん: アニメ『銀河鉄道999』のメーテル役で知られる声優、死去 🎤
- 陸上競技選手の村岡桃佳さん: 鎖骨骨折から復帰し銀メダル獲得 🥈
