例文・使い方一覧でみる「蕩」の意味


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...或る者は放の為めにお払箱になつたり...   或る者は放蕩の為めにお払箱になつたりの読み方
宇野浩二 「質屋の小僧」

...さらに進んで妻と死別した後の遊(ゆうとう)時代...   さらに進んで妻と死別した後の遊蕩時代の読み方
海野十三 「火葬国風景」

...それを完全に掃する唯一の望みは...   それを完全に掃蕩する唯一の望みはの読み方
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」

...幾分おくての私の「遊」の歴史はその後...   幾分おくての私の「遊蕩」の歴史はその後の読み方
高見順 「如何なる星の下に」

...まことに春風駘とでも申しませうか...   まことに春風駘蕩とでも申しませうかの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...やうやく放息子の境から脱して...   やうやく放蕩息子の境から脱しての読み方
田山録弥 「エンジンの響」

...彼の謂う処の「春風駘」派たる所以だろう...   彼の謂う処の「春風駘蕩」派たる所以だろうの読み方
戸坂潤 「文芸評論の方法について」

...乃ち之れを政治上に於て尽するも亦憾みなしと...   乃ち之れを政治上に於て蕩尽するも亦憾みなしとの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...平然として遊に耽っているのである...   平然として遊蕩に耽っているのであるの読み方
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」

...遊の金を割きて電話を買ひしなり...   遊蕩の金を割きて電話を買ひしなりの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...この放恣浩(ほうしこうとう)なる自己陶酔から...   この放恣浩蕩なる自己陶酔からの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...放(ほうたう)ものにでもお成(な)りなされては取返(とりかへ)しがつき申さず...   放蕩ものにでもお成りなされては取返しがつき申さずの読み方
一葉女史 「ゆく雲」

...」などと言ひながら照子は私に遊費を与へました...   」などと言ひながら照子は私に遊蕩費を与へましたの読み方
牧野信一 「愚かな朝の話」

...* これは異端者でも放者でもなく...   * これは異端者でも放蕩者でもなくの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...放とか身をもち崩したとかいうのはおかしい...   放蕩とか身をもち崩したとかいうのはおかしいの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...若いうちから放に身を持ち崩したあげく...   若いうちから放蕩に身を持ち崩したあげくの読み方
夢野久作 「鉄鎚」

...實は今自分のしてゐるやうに自分の妻に放する目的で出掛けて來たもののあつたのを感じたとき...   實は今自分のしてゐるやうに自分の妻に放蕩する目的で出掛けて來たもののあつたのを感じたときの読み方
横光利一 「悲しみの代價」

...「この近くに天山(てんとうざん)と申す山があります...   「この近くに天蕩山と申す山がありますの読み方
吉川英治 「三国志」

「蕩」の読みかた

「蕩」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蕩」

「蕩」の英語の意味

「蕩なんとか」といえば?   「なんとか蕩」の一覧  


ランダム例文:
同時   マラガ   戊寅  

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