例文・使い方一覧でみる「蕩」の意味


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...空霊澹(くうれいたんとう)の古趣が自(おのずか)ら漲(みなぎ)っているような画なのです...   空霊澹蕩の古趣が自ら漲っているような画なのですの読み方
芥川龍之介 「秋山図」

...彼は超人を生まむが爲に放と自己耽溺とその他種々なる人間性を否定した...   彼は超人を生まむが爲に放蕩と自己耽溺とその他種々なる人間性を否定したの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...此石塔の代償を以て放をやる...   此石塔の代償を以て放蕩をやるの読み方
田中正造 「土地兼併の罪惡」

...由子は結婚以来殆ど楽しい思ひをしたことがないほど小谷の放に悩まされた...   由子は結婚以来殆ど楽しい思ひをしたことがないほど小谷の放蕩に悩まされたの読み方
田畑修一郎 「医師高間房一氏」

...虚弱で瘰癧やみで淫な種族の絶滅を欲するなら...   虚弱で瘰癧やみで淫蕩な種族の絶滅を欲するならの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」

...ただ厚顔無恥の放者で...   ただ厚顔無恥の放蕩者での読み方
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「三枚の学生」

...この四五年の良人(おっと)の放(ほうとう)で...   この四五年の良人の放蕩での読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...平然として遊に耽っているのである...   平然として遊蕩に耽っているのであるの読み方
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」

...若い門人たちは自(おのずか)ら誘い出される淫(いんとう)な空想にもつかれ果てたのか...   若い門人たちは自ら誘い出される淫蕩な空想にもつかれ果てたのかの読み方
永井荷風 「散柳窓夕栄」

...古人ト言語シテ以テ胸間ノ汚穢(おえ)ヲ除スベシ...   古人ト言語シテ以テ胸間ノ汚穢ヲ蕩除スベシの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...そのいずれかの翻(ほんとう)の中に生きているようなものですから...   そのいずれかの翻蕩の中に生きているようなものですからの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...その理念を揺させてみるべきだといふこと...   その理念を蕩揺させてみるべきだといふことの読み方
中原中也 「新短歌に就いて」

...当時の淫(いんとう)浮華(ふか)なる風俗の進歩をさえぎったから...   当時の淫蕩浮華なる風俗の進歩をさえぎったからの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...そんな荒くれた遊を嫌つて...   そんな荒くれた遊蕩を嫌つての読み方
牧野信一 「山男と男装の美女」

...其放と勉強とは同時に許さるべからざるは勿論なり...   其放蕩と勉強とは同時に許さるべからざるは勿論なりの読み方
正岡子規 「読書弁」

...養父独美が視(み)ること尋常子(とうし)の如くにして...   養父独美が視ること尋常蕩子の如くにしての読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...いったいこれが放といえるでしょうか」七十郎はすばやく十左の顔を見た...   いったいこれが放蕩といえるでしょうか」七十郎はすばやく十左の顔を見たの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...圖太く本能のままに放出來る者達の性格が溌溂として強く綺麗なものに見えて來た...   圖太く本能のままに放蕩出來る者達の性格が溌溂として強く綺麗なものに見えて來たの読み方
横光利一 「悲しみの代價」

「蕩」の読みかた

「蕩」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蕩」

「蕩」の英語の意味

「蕩なんとか」といえば?   「なんとか蕩」の一覧  


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