...――詩人たる芭蕉の面目はありありとこの逸話に露(あら)はれてゐる...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...芭蕉の俳諧に執する心は死よりもなほ強かつたらしい...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...七 耳芭蕉の俳諧を愛する人の耳の穴をあけぬのは残念である...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...芭蕉はその記者にかう答へた...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...その時に唯一の医師として芭蕉の診療に従事していたのがこの句の作者木節で...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...と少年時代から思い込んで居た芭蕉に対する自分の考えかたを変えなければ成らなくなって来た...
太宰治 「もの思う葦」
...少なくも本邦のトーキー脚色者には試みに芭蕉(ばしょう)蕪村(ぶそん)らの研究をすすめたいと思う...
寺田寅彦 「映画時代」
...芭蕉の研究は一般に進歩しており...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...それ故に芭蕉の名句は...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...また芭蕉の寂びしさともちがっている...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...これ芭蕉の句が、一般に観念的と言われる理由で、この点蕪村の印象的、客観的の句風に対してコントラストを示している...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...芭蕉(ばしょう)の句草の葉をすべるより飛ぶ螢(ほたる)かなの如きも...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...芭蕉の葉に包んだ砂糖をもてあましてゐた...
林芙美子 「屋久島紀行」
...昼は芭蕉扇を腹の上にのっけて夕方まで眠りつづけ...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...もし芭蕉をしてこれを見せしめば惘然自失(もうぜんじしつ)言うところを知らざるべし...
正岡子規 「俳人蕪村」
...芭蕉の広葉の数をすくなくするため...
室生犀星 「生涯の垣根」
...芭蕉はこれに対して...
柳田国男 「木綿以前の事」
...拙者は井上相模守」「や」振返ると芭蕉も顔をほころばせている...
山本周五郎 「其角と山賊と殿様」
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