...葉の裂けた芭蕉(ばしょう)や...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...」芭蕉の説に従へば...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...芭蕉はおのづから海彼岸の詩人と同じ表現法を捉へたかも知れない...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...芭蕉の句も尋常に云ひ下せば...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...枯芭蕉棒もたしかけありにけり十二月十一日 草樹会...
高浜虚子 「五百五十句」
...前回に私はこの道のお祖師様たる芭蕉とその弟子四人の名前を挙げまして...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...草臥(くたびれ)て宿かる頃や藤の花 芭蕉芭蕉はほとんど雲水(うんすい)の僧同様日本国中を行脚(あんぎゃ)して廻(まわ)った人で...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...とそこに草鞋(わらじ)を解いた芭蕉はまず主人公に挨拶をしたのである...
高浜虚子 「俳句への道」
...病雁の夜寒に落ちて旅寝かな 芭蕉僅かの花が散りければ梅は総身に芽ぐみぬ 井泉水わが足跡人生ひてわれにつゞく朧 地橙孫陽の前に鳥ないて安らかな一日 鳳車これらの句を読んだ時...
種田山頭火 「俳句に於ける象徴的表現」
...乞食坊主(こじきぼうず)に類した一人の俳人芭蕉(ばしょう)は...
寺田寅彦 「科学と文学」
...五 芭蕉の花晴れ上がって急に暑くなった...
寺田寅彦 「花物語」
...芭蕉は指揮者であるのみならず...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...金箍棒(きんこぼう)や羅刹女(らせつにょ)の芭蕉扇(ばしょうせん)をありありと目に見た子供は...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...彼の虚字を以て斡旋(あっせん)する芭蕉流とはいたく異なり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...支考の如く芭蕉を本尊にして自説を誇張する者すら...
正岡子規 「古池の句の弁」
...俳諧の方ではただ芭蕉翁のみが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...棕梠(しゅろ)、芭蕉、椰子樹(やしじゅ)、檳榔樹(びんろうじゅ)、菩提樹(ぼだいじゅ)が重なり合った中に白い卓子(テーブル)と籐椅子(とういす)が散在している...
夢野久作 「冥土行進曲」
...ストリンドベルヒの「インフェルノ」「ブリューブック」及び芭蕉の諸作や志賀直哉氏の一二の作に於けるが如く...
横光利一 「新感覚論」
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