...芭蕉の断末魔も既にもう...
芥川龍之介 「枯野抄」
...世上の多くは、子規子の事業を云々し、子規子の議論を云々し、子規子の製作を云々す、しかれども予をもって見れば、これらの事実をもって子規子を偉人なりというは当らず、何となれば、俳句は元禄に興り天明に進歩し、明治に中興せり、子規子の事業と言わばその俳句中興の主動者たるにあり、その成功も決して小ならずといえども、それをもって子規子を偉人なりといわば偉人なるものはあまりに小なり、その議論においてももちろん偉とするに足るものあることなし、その製作は俳句を主とし写生文、歌、雑筆等なりといえども、主なる俳句についていうも、芭蕉もしくは蕪村に対して、容易にその優劣を定めがたきものあるべし、もちろん芭蕉、蕪村に有せざるものも子規子に多からんが、子規子に有せざるものの芭蕉、蕪村に多きもまた明(あきらか)なり、写生文、歌、雑筆等においては、これを偉人の事業としては、むしろ論ずるに足らずというを適当なりとせん...
伊藤左千夫 「絶対的人格」
...芭蕉翁の過ぎし頃は...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...この芭蕉の句を味わってみるとなると「おりおりに」という初五文字がひどく強く頭に響いて来るような気がする...
寺田寅彦 「伊吹山の句について」
...「芭蕉(ばしょう)野分(のわき)して」の句では戸外に荒るる騒音の中から盥(たらい)に落つる雨漏りの音をクローズアップに写し出したものである...
寺田寅彦 「映画芸術」
...序蕪村(ぶそん)や芭蕉(ばしょう)の俳句に関しては...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...句の心境にも芭蕉風の静寂な主観が隠見している...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...芭蕉の音楽が解る(音楽に魅力を感ずる)ということにさえ同じになる...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...芭蕉の句が思い出されたのである...
原民喜 「忘れがたみ」
...表面は芭蕉のやはり萩の句)であつたと記憶してゐるのがある許りであつたが...
正岡容 「巣鴨菊」
...蕪村が一大俳家として芭蕉以外に一旗幟(きし)を立てたる所以(ゆえん)なり...
正岡子規 「俳諧大要」
...芭蕉は一定の真理を言わずして時に随い人により思い思いの教訓をなすを常とす...
正岡子規 「俳人蕪村」
...芭蕉集中全く客観的なる者を挙ぐれば四...
正岡子規 「俳人蕪村」
...許六が「発句は取合せものなり」といふに対して芭蕉が「これほど仕よき事あるを人は知らずや」といへるを見ても...
正岡子規 「俳人蕪村」
...私が先頃『新女苑』に芭蕉のことかきました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...芭蕉の広葉の数をすくなくするため...
室生犀星 「生涯の垣根」
...唯「夏日」に「愛看芭蕉長丈許...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...芭蕉布の襖が音もなく開くと...
夢野久作 「復讐」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
- 女優の綾瀬はるかさん: 是枝作品に11年ぶり出演し、監督の穏やかさと自信を称賛。😊
- 俳優の吉川晃司さん: 左目の緊急手術のため、当面の間は激しい運動を制限し、公演を延期。😷
- 漫画家の大友克洋さん: アニメーション制作スタジオを設立し、新作を制作中 🎬
時事ニュース漢字 📺
