...人蔘もカブラもインゲンも非常に立派に出来た...
石川三四郎 「馬鈴薯からトマト迄」
...そして三年も農学を勉強すると人蔘も大根も作れなくなる...
石川三四郎 「百姓日記」
...そんなよい人蔘が直ぐ見つかるものではありません...
田中貢太郎 「人蔘の精」
...人蔘は日光を忌み雨を嫌ひ...
種田山頭火 「旅日記」
...あたりは赤と白との水引の屑が茄子(なす)の茎人蔘(にんじん)の葉の中にちらばっている...
寺田寅彦 「祭」
...処女林のうちにおける毒人蔘(どくにんじん)であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人蔘(にんじん)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...うでた人蔘をすり鉢ですつて...
林芙美子 「幸福の彼方」
...人蔘やほうれん草で赤ん坊をそだててゐたと云ふ信一の佗しい生活の暗さは...
林芙美子 「幸福の彼方」
...コック場から出る西洋人蔘やキャベツやパセリの屑で二ひきの獣を飼った...
細井和喜蔵 「モルモット」
...五寸くらいな葉のついた西洋人蔘を咥えていた...
細井和喜蔵 「モルモット」
...人蔘いろに群れてゐる目高...
正岡容 「下町歳事記」
...)人蔘(葉蘿葡〔蔔〕の如し...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...)等は其あらましにして別に人蔘...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...いわんや人蔘に於てをや...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...出來るだけ皿の上に行儀好く列べるやうに何度も人蔘のからだを動かし...
室生犀星 「神のない子」
...それを誰かが拾ってみたら朝鮮人蔘だったという...
柳田国男 「故郷七十年」
...朝鮮人蔘(にんじん)の燻製(くんせい)のやうな手...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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