...◯そして第二回戦の火蓋(ひぶた)を真先(まっさき)に切ったものは...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...綿を三枚ほど重ねて蓋をした...
海野十三 「空襲警報」
...下を覗(のぞ)いて見てくれない」鉄蓋の上には楕円形(だえんけい)の覗き穴が明いていた...
海野十三 「俘囚」
...押蓋(おしぶた)を置いて漬物石ぐらいな重石(おもし)を載せる...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...蓋(けだ)し国師のような出世間の禅僧が此の風雲児の霊を弔い...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...たとひ蓋然的な推測が私を一方の側へ引張るにしても...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...蓋し絶対的多数の大政党は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼には何が語りたかつたのであらう? 何が語りたかつたのであらうか? 蓋し...
中原中也 「青年青木三造」
...だからこの頃の奇妙な絵に描かれている頭蓋骨の役割を理解出来ないのが...
中谷宇吉郎 「八戒に遭った話」
...「ただ松の蓋と云うばかりでは...
夏目漱石 「草枕」
...蓋を拂つて見ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「底も蓋(ふた)もないよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...複数原因による蓋然的知識こそ...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...菊の花のややうつろになった小枝を、必ず重箱の中に入れてあり、蓋をとると、プーンとよい香りがしたものであった...
柳田国男 「故郷七十年」
...頭蓋(ずがい)のあらわな不恰好(ぶかっこう)さ...
山本周五郎 「青べか物語」
...そのすきまに晁蓋は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この唇(くち)にも蓋(ふた)をしてくれまいかと――...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――弦之丞は天蓋(てんがい)をこなたに透(す)かして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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