例文・使い方一覧でみる「蒹」の意味


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...堂を葭(けんか)と呼んだ大阪町人は実にこの山水の素人作者である...   堂を蒹葭と呼んだ大阪町人は実にこの山水の素人作者であるの読み方
芥川龍之介 「僻見」

...葭堂を訪れる遠来の客に是等のコレクシヨンを示すことを愛した...   蒹葭堂を訪れる遠来の客に是等のコレクシヨンを示すことを愛したの読み方
芥川龍之介 「僻見」

...支那の哲学を愛した時代のかう云ふ葭堂主人の多識に声誉を酬いたのは当然である...   支那の哲学を愛した時代のかう云ふ蒹葭堂主人の多識に声誉を酬いたのは当然であるの読み方
芥川龍之介 「僻見」

...巽斎の後代に伝へたものは名高い葭堂コレクシヨンを除けば...   巽斎の後代に伝へたものは名高い蒹葭堂コレクシヨンを除けばの読み方
芥川龍之介 「僻見」

...恬淡無欲なる我等の祖国は勿論葭堂コレクシヨンをも無残なる散佚(さんいつ)に任かせてしまつた...   恬淡無欲なる我等の祖国は勿論蒹葭堂コレクシヨンをも無残なる散佚に任かせてしまつたの読み方
芥川龍之介 「僻見」

...たとひ葭堂コレクシヨンは当代の学者や芸術家に寸毫(すんがう)の恩恵を与へなかつたとしても...   たとひ蒹葭堂コレクシヨンは当代の学者や芸術家に寸毫の恩恵を与へなかつたとしてもの読み方
芥川龍之介 「僻見」

...巽斎自身行状を記した一巻の「葭堂雑録」は如何にその心の秤(はかり)の平衡を得てゐたかを示すものである...   巽斎自身行状を記した一巻の「蒹葭堂雑録」は如何にその心の秤の平衡を得てゐたかを示すものであるの読み方
芥川龍之介 「僻見」

...僕の愛する葭堂主人はこの寂寞たる春山に唯一人驢馬を歩ませて行つた...   僕の愛する蒹葭堂主人はこの寂寞たる春山に唯一人驢馬を歩ませて行つたの読み方
芥川龍之介 「僻見」

...菰の生へたる洲が下根島(葭洲)...   菰の生へたる洲が下根島の読み方
大町桂月 「白河の七日」

...かくの如く町人が門閥になつてからの檀那衆の學問を代表するものは木村葭堂である...   かくの如く町人が門閥になつてからの檀那衆の學問を代表するものは木村蒹葭堂であるの読み方
内藤湖南 「大阪の町人と學問」

...または人家の園池にも葭は萋々(せいせい)と繁茂していた...   または人家の園池にも蒹葭は萋々と繁茂していたの読み方
永井荷風 「向嶋」

...蜀山人(しょくさんじん)が作にも金竜山下起二金波一〔金竜山下(きんりゅうさんか)に金波(きんぱ)を起(お)こし砕二作千金一散二墨河一千金(せんきん)を砕作(さいさく)して墨河(ぼくが)に散(ち)る別有三幽荘引二剰水一別(べつ)に幽荘(ゆうそう)の剰水(じょうすい)を引(ひ)ける有(あ)りて葭深処月明多葭(けんか)深(ふか)き処(ところ)月明らかなること多(すぐ)れり〕という絶句がある...   蜀山人が作にも金竜山下起二金波一〔金竜山下に金波を起こし砕二作千金一散二墨河一千金を砕作して墨河に散る別有三幽荘引二剰水一別に幽荘の剰水を引ける有りて蒹葭深処月明多蒹葭深き処月明らかなること多れり〕という絶句があるの読み方
永井荷風 「向嶋」

...その詩中の景物に葭を用いたものの尠(すくな)からぬことを言わねばならない...   その詩中の景物に蒹葭を用いたものの尠からぬことを言わねばならないの読み方
永井荷風 「向嶋」

...しかし蘆荻葭は日と共に都市の周囲より遠(とおざ)けられ...   しかし蘆荻蒹葭は日と共に都市の周囲より遠けられの読み方
永井荷風 「向嶋」

...風景は忽然一変して葭蒼々たる水村の堤になる...   風景は忽然一変して蒹葭蒼々たる水村の堤になるの読み方
永井荷風 「来訪者」

...たまには葭堂(けんかどう)...   たまには蒹葭堂の読み方
正岡子規 「病牀六尺」

...葭は「あし」「よし」の類なるべし...   蒹葭は「あし」「よし」の類なるべしの読み方
正岡子規 「墨汁一滴」

...また木村葭堂の葭堂など...   また木村蒹葭堂の蒹葭堂などの読み方
吉川英治 「折々の記」

「蒹」の読みかた

「蒹」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蒹」


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