...蒲田のラーメン屋の前に番屋がいる...
...また蒲田の島津保次郎氏にしろトーキー監督としてすぐれた人でないといえないと思う...
伊丹万作 「雑文的雑文」
...(この時分から伊藤は蒲田に移り住んでいたようである...
伊丹万作 「私の活動写真傍観史」
...しかし高橋の調べて来たのは本籍のある蒲田区役所のもので...
海野十三 「地獄の使者」
...蒲田×丁目なる氏の止宿しているアパートに訪ねていった...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...電車が蒲田(かまた)駅につくと...
海野十三 「爆薬の花籠」
...蒲田の梅屋敷より程遠からぬ原村の立春梅あり...
大町桂月 「東京の近郊」
...大森、蒲田、川崎と過ぎて、東京の灯光がやや遠のいた時分に、やっと心が落ちついて、眼を開くことができました...
橘外男 「仁王門」
...彼(か)の女と目黒駅で待ちあわして蒲田線(かまたせん)の沿線に在(あ)る旅館へ往くことになっている章一はぎくとしたが...
田中貢太郎 「一握の髪の毛」
...私の勤め先が大井町でしたから、成るべくそれに便利な所を選ぼうと云うので、日曜日には朝早くから新橋の駅に落ち合い、そうでない日はちょうど会社の退(ひ)けた時刻に大井町で待ち合わせて、蒲田(かまた)、大森、品川、目黒、主としてあの辺の郊外から、市中では高輪(たかなわ)や田町や三田あたりを廻って見て、さて帰りには何処かで一緒に晩飯をたべ、時間があれば例の如(ごと)く活動写真を覗(のぞ)いたり、銀座通りをぶらついたりして、彼女は千束町の家へ、私は芝口の下宿へ戻る...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...蒲田川左俣の奥に横たわる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...蒲田屋の旦那のやうに角袖外套か何か着てね...
樋口一葉 「たけくらべ」
...蒲田で乗換へた品川行の電車が生憎(あひにく)混雑して居つて...
平出修 「二黒の巳」
...蒲田から来た、島田・押本が又見てられない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...川口が蒲田のアフレコをたのみたい旨言って来た由...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...円タクで蒲田の田中三郎宅へ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...十月三日(日曜)今日は道子と二人で蒲田の田中三郎家へ遊びに行く約束...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...何れも蒲田にある同君の工房で出来た...
柳宗悦 「和紙十年」
...蒲田温泉があつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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