...たぶんドレスに蒟醤(*1)を噛んだ唾を吐きかけられることになっただろう...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「象を撃つ」
...蒟蒻(こんにゃく)...
直木三十五 「死までを語る」
...蒟蒻(こんにゃく)...
直木三十五 「南国太平記」
...江戸時代に在っては山東京伝は吉原妓楼の風俗の家毎に差別のあった事を仔細に観察して数種の蒟蒻本を著した...
永井荷風 「申訳」
...勘次(かんじ)は俵(たはら)の側(そば)な(ママ)手桶(てをけ)の蓋(ふた)をとつて「此(こ)りや蒟蒻(こんにやく)だな」といつた...
長塚節 「土」
...それでいて身体(からだ)は蒟蒻(こんにゃく)のように疲れ切ってる...
夏目漱石 「坑夫」
...私(わたくし)は外套(がいとう)を濡(ぬ)らして例の通り蒟蒻閻魔(こんにゃくえんま)を抜けて細い坂路(さかみち)を上(あが)って宅(うち)へ帰りました...
夏目漱石 「こころ」
...漢学の先生は蒟蒻版(こんにゃくばん)を畳(たた)んだり...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...迷亭が金魚麩ならあれは藁(わら)で括(くく)った蒟蒻(こんにゃく)だね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
......
野口雨情 「別後」
...やがて平次が蒟蒻(こんにゃく)問答のような事を言うと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...全身が蒟蒻(こんにゃく)のようにふるえるのを制(おさ)えることも...
平林初之輔 「犠牲者」
...それまでは文句ばかりに悸されて厭々ながら立ちあがつたまゝの蒟蒻役者であつた模擬武士達は...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...○蒟蒻は蛋白質一分三毛...
村井弦斎 「食道楽」
...蒟蒻粉を入れて漉くのが...
柳宗悦 「和紙十年」
...天理教の蒟蒻躍(こんにゃくおど)り...
夢野久作 「謡曲黒白談」
...蒟蒻(こんにゃく)みたいな男が出たり這入(はい)ったりしているのですぐ知れるよ」食後...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...外の星明りに障子は蒟蒻色(こんにゃくいろ)に明るくて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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