...デゴの寺院すらその禍を蒙る有様であった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...家屋所有者以上の損害を蒙るべき営業人すなわち造作の持主に対しては...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...無論出版物検閲官丈は御免を蒙るですな...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...伝道師は御免を蒙る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...今後更に戦禍を蒙る筈であった幾千万の人々が救われたのであります...
永井隆 「長崎の鐘」
...こゝに漢學者の批評をすることは御免蒙る...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...ために官辺の誤解を蒙ることをさえ辞さぬ勇気があるのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...現れた通りの卦を其の儘傳へれば不興を蒙ること必定故...
中島敦 「盈虚」
...……だから散歩は御免蒙るよ...
牧野信一 「「或る日の運動」の続き」
...水一杯の御用でも御免蒙るわ...
牧野信一 「歌へる日まで」
...これは彼らが狩猟や戦争に当って蒙る甚しい困苦と疲労...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...年出生の年結婚に対する比率が新来者または移民退去によって大きな影響を蒙る場所では...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...これは又これとして御愛顧を蒙るわけでしょうか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...山陽はどうしても古本の塵を蒙ることを免れなかつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...働きかけるもの・受け蒙るもの・の諸特質を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...貴様の娘でなくちゃ御免蒙るよ」「それもよかろう...
夢野久作 「二重心臓」
...フランスはかくの如く英国の蒙る損失だけ利得するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...『その分量の減少によってそれはその価値の増加を蒙るであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??