...校長から常陸(ひたち)郷土史の材料蒐集を嘱託せられて...
石川啄木 「葬列」
...将軍のところへ出入する情報局蒐集官(しゅうしゅうかん)たちは...
海野十三 「独本土上陸作戦」
...どうと俯伏せに倒れたベナビデスの身体眼蒐(めが)けて...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...そう云われれば意地になって蒐めたがる奴も飛び出して来る...
辰野隆 「愛書癖」
...それは怪奇なことばかり蒐集(しゅうしゅう)した随筆であって...
田中貢太郎 「妖影」
...且つ此の蒐集の完成せし上は四庫全書と命名することに上諭を以て定めたり...
内藤湖南 「文溯閣の四庫全書」
...バルブットオ諸家の蒐集品もまた同じく散逸したりき...
永井荷風 「江戸芸術論」
...また巴里(パリー)人ジヨオ蒐集板画目録中岩井半四郎(いわいはんしろう)が座頭(ざとう)に扮(ふん)せる所作事(しょさごと)の図あり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...単に蒐集狂(しゅうしゅうきょう)という点から見れば...
夏目漱石 「余と万年筆」
...涙香研究と涙香の著書蒐集が盛んになり...
野村胡堂 「涙香に還れ」
...アレクサンドラ皇后は心霊現象や降霊の報告を蒐集することに熱中していた...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...どっこいとポチが追蒐(おッか)けて巫山戯(ふざけ)かかる...
二葉亭四迷 「平凡」
...明治二十八年から理科大学で算書を蒐集することとなったが...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...「稲妻のような閃光」又は「瞬間的発光」に関する多数の信憑するに足る報告を蒐集したと言うことである...
武者金吉 「地震なまず」
...これで私の蒐集の意味や...
柳宗悦 「民藝四十年」
...私はそういう蒐集に興味がないから...
柳宗悦 「民藝四十年」
...黒竜江流域の深林に栖む俄倫春(ヲロンチヨン)族が今も立木に刻して使用してゐると云ふ元始的な刻木文字を良人は物色したが其れは蒐集されてゐなかつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...河間は二河の間ではなくして漢代に書籍の蒐集家として有名な献王の出たあの河間でなくてはならない...
和辻哲郎 「孔子」
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