例文・使い方一覧でみる「葭」の意味


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...町(よしちょう)の御輿などがある...   葭町の御輿などがあるの読み方
高村光太郎 「回想録」

...もう例年のように簀張(よしずばり)の日覆いが出来ていた...   もう例年のように葭簀張の日覆いが出来ていたの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...簀張の下は一層暗くなっているので...   葭簀張の下は一層暗くなっているのでの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...いよ/\御神燈(ごしんとう)のつゞいた町(よしちやう)の路地口(ろぢぐち)へ来た時...   いよ/\御神燈のつゞいた葭町の路地口へ来た時の読み方
永井荷風 「すみだ川」

...蜀山人(しょくさんじん)が作にも金竜山下起二金波一〔金竜山下(きんりゅうさんか)に金波(きんぱ)を起(お)こし砕二作千金一散二墨河一千金(せんきん)を砕作(さいさく)して墨河(ぼくが)に散(ち)る別有三幽荘引二剰水一別(べつ)に幽荘(ゆうそう)の剰水(じょうすい)を引(ひ)ける有(あ)りて蒹深処月明多蒹(けんか)深(ふか)き処(ところ)月明らかなること多(すぐ)れり〕という絶句がある...   蜀山人が作にも金竜山下起二金波一〔金竜山下に金波を起こし砕二作千金一散二墨河一千金を砕作して墨河に散る別有三幽荘引二剰水一別に幽荘の剰水を引ける有りて蒹葭深処月明多蒹葭深き処月明らかなること多れり〕という絶句があるの読み方
永井荷風 「向嶋」

...然るに今日に至っては隅田川の沿岸には上流綾瀬(あやせ)の河口から千住(せんじゅ)に至るあたりの沮洳(そじょ)の地にさえ既に蒹蘆荻(ろてき)を見ることが少くなった...   然るに今日に至っては隅田川の沿岸には上流綾瀬の河口から千住に至るあたりの沮洳の地にさえ既に蒹葭蘆荻を見ることが少くなったの読み方
永井荷風 「向嶋」

...簾張(よしずばり)の見通しだ...   葭簾張の見通しだの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...銭形の親分さん」平次が簾の中に顔を突っ込むと...   銭形の親分さん」平次が葭簾の中に顔を突っ込むとの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...原(よしわら)という廓(くるわ)が出来...   葭原という廓が出来の読み方
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」

...その幹へさしかけにした簀囲いの間から...   その幹へさしかけにした葭簀囲いの間からの読み方
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」

...夏の夜店の植木屋の簀ばりのそばで青々と細葉をしげらせたその鉢植を買ったとき...   夏の夜店の植木屋の葭簀ばりのそばで青々と細葉をしげらせたその鉢植を買ったときの読み方
宮本百合子 「解説(『風知草』)」

...或る箱の簀(よしず)の下では支那らんちゅうの目の醒めるようなのが魁偉(かいい)な尾鰭を重々しく動かしていた...   或る箱の葭簀の下では支那らんちゅうの目の醒めるようなのが魁偉な尾鰭を重々しく動かしていたの読み方
宮本百合子 「高台寺」

...一本もというものが生えません...   一本も葭というものが生えませんの読み方
柳田國男 「日本の伝説」

...――だが、簀のすそに、腰をくだいて、背中の子どもと共にベソを掻いている久助のあえない姿を見出すと、群集の眼は、皆まごついて、腑に落ちない顔を見合せている...   ――だが、葭簀のすそに、腰をくだいて、背中の子どもと共にベソを掻いている久助のあえない姿を見出すと、群集の眼は、皆まごついて、腑に落ちない顔を見合せているの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...即日ふたりは萌関(かぼうかん)の守備に急いだ...   即日ふたりは葭萌関の守備に急いだの読み方
吉川英治 「三国志」

...誰かほかの大将をして萌関の危機を救援せしめ...   誰かほかの大将をして葭萌関の危機を救援せしめの読み方
吉川英治 「三国志」

...みなの根の生えているやわらかい湿地に気づかなかった...   みな葭の根の生えているやわらかい湿地に気づかなかったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...伏見などの(よし)や葦(あし)は...   伏見などの葭や葦はの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「葭」の読みかた

「葭」の書き方・書き順

いろんなフォントで「葭」

「葭」の英語の意味

「葭なんとか」といえば?  


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