...地中海沿岸で知れ渡つた葫蘆科植物の一種...
牧野信一 「卓上演説」
...根茎倶ニ大ニシテ辣多ク辛シテ甘ヲ帯ブル者ハ葫ナリ大蒜ナリ」(漢文)と述べている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...大蒜は漢の時代に西域の胡国から来たもので葫ともまた胡蒜ともいわれている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...また大蒜すなわち葫(古名オオヒル)をオオニンニクとしてあるのも不必要な贅名で...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そして葫(こ)すなわち大蒜のニンニクの学名は Allium sativumL. var. pekinenseMaekawa(=Allium pekinense Prokh.=Allium sativumL.forma pekinenseMakino)である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...「そこの葫蘆谷(ころこく)に...
吉川英治 「三国志」
...葫蘆谷(ころこく)をこえてゆくと...
吉川英治 「三国志」
...すでに同勢は葫蘆谷へかかった...
吉川英治 「三国志」
...渭水(いすい)の東方にあたる葫芦谷(ころこく)に千人の兵を入れ...
吉川英治 「三国志」
...葫芦谷(ころこく)の内へ入ることを許された...
吉川英治 「三国志」
...自ら葫芦谷(ころこく)方面へ向った...
吉川英治 「三国志」
...蜀軍が葫芦(ころ)の天嶮(てんけん)に...
吉川英治 「三国志」
...なるほど」「人工と天嶮で固めた葫芦(ころ)盆地へ移陣し...
吉川英治 「三国志」
...葫芦(ころ)の口へ兵糧を運んでゆく蜀勢を襲撃したもので...
吉川英治 「三国志」
...「なぜ孔明のいる葫芦を攻めずに、祁山を攻めるのですか」「祁山は蜀勢の根本だ」「しかし孔明は蜀全体の生命ともいえましょう」「――だから大挙して祁山を襲い、わしは後陣として続くが、実は、不意に転じて、葫芦谷を急襲し、孔明の陣を蹴やぶり、谷中に蓄(たくわ)えている彼の兵糧を焼き払う考えなのじゃ...
吉川英治 「三国志」
...葫芦の谷口に近い一高地に立って...
吉川英治 「三国志」
...はや葫芦谷(ころこく)の特徴ある峨々(がが)たる峰々も間近に見えた...
吉川英治 「三国志」
...葫芦谷(ころこく)ではあやうく焼き殺される所だったからな...
吉川英治 「三国志」
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