...襤褸片(ぼろきれ)や葫蘿蔔(にんじん)の切端(きれつぱし)などがユラユラした涅泥(ひどろ)に沈んで...
石川啄木 「赤痢」
...地中海沿岸で知れ渡つた葫蘆科植物の一種...
牧野信一 「卓上演説」
...すなわちこの大蒜とはニンニクで一つに葫と呼ばれているものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...大蒜は漢の時代に西域の胡国から来たもので葫ともまた胡蒜ともいわれている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...酒をいれた葫蘆(ふくべ)を...
吉川英治 「三国志」
...「そこの葫蘆谷(ころこく)に...
吉川英治 「三国志」
...すでに同勢は葫蘆谷へかかった...
吉川英治 「三国志」
...葫芦谷(ころこく)の内へ入ることを許された...
吉川英治 「三国志」
...腰には葫芦(ころ)をかけて内に硫黄(いおう)煙硝(えんしょう)をつめこみ...
吉川英治 「三国志」
...自ら葫芦谷(ころこく)方面へ向った...
吉川英治 「三国志」
...その本陣を葫芦谷の近くに移したのであるが...
吉川英治 「三国志」
...祁山を以て、前衛陣地とし、葫芦を以て、鉄壁の城塞(じょうさい)となした上は……」「君たちは、予の側におれ...
吉川英治 「三国志」
...葫芦(ころ)の口へ兵糧を運んでゆく蜀勢を襲撃したもので...
吉川英治 「三国志」
...葫芦谷(ころこく)の西方十里ばかりの地点にいて...
吉川英治 「三国志」
...葫芦の谷口に近い一高地に立って...
吉川英治 「三国志」
...司馬仲達は中軍のうしろから突然方向を変えて葫芦谷(ころこく)のほうへ急いだ...
吉川英治 「三国志」
...つつまず」「司馬懿(しばい)を葫芦谷(ころこく)へ誘(おび)きこめとお命じになりましたな」「命じた」「幸いにもあの時...
吉川英治 「三国志」
...葫芦谷(ころこく)ではあやうく焼き殺される所だったからな...
吉川英治 「三国志」
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