...三稜草(みくりぐさ)生(お)ふる河原(かはら)に葦切(あしきり)はけゝしと噪(さわ)ぎ...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...葦切りが道を通るにもやかましいくらいで...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...さて別封(小説「葦切(よしきり)」)は佐瀬と申す男の書いたもので...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...巣を持つ限りの葦切(よしきり)がかわるがわる鳴き立てるのである...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...ときどき鵜(う)や葦切(よしきり)が飛び立ったり隠れたりしている...
山本周五郎 「お繁」
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