...著明な学者が講演を行った...
...彼は著明な研究者として知られている...
...彼女は著明な人物の一人である...
...物事を著明に説明する能力は大切だ...
...彼の貢献は著明である...
...チアノーゼが口唇や指先に著明となる...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...○日本石器時代遺物中ノ著明ナル物ハ石器及ビ土器ナリ...
坪井正五郎 「石器時代總論要領」
...ビ教授はそれから後にアメリカへ渡ってかの地でかの著明な大著を刊行したのである...
寺田寅彦 「ベルリン大学(1909-1910)」
...聞くコンスタンチン大帝以後天下の耳目に著明なるの戦争二八六戦...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...また地中鉄道のもっとも著明なるものはロンドンのメトロポリタン鉄道にしてその費用一ヤード六百ポンドなりき...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...ウィリアム・ジェームズ(W. James)によって著明となる...
戸坂潤 「辞典」
...世にも著明なものとなっている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...それが食物と関係があるから極く著明である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その中にもユズリハが最も目立って著明である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...この樹は喬木で往々巨大なものとなり中には神代桜(ジンダイザクラ)の名で呼ばれる著明なのがあり...
牧野富太郎 「植物記」
...それから数日間にクサンチスの平生何事にも大概満足してゐる性質が、著明に変化した...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...著明な例としては...
柳田國男 「水海道古称」
...極めて著明な色情倒錯と思っていたそうで...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...曲線は腰部にあらわれている著明な死斑と共に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...但し著明の酸性反応を認む」西洋の名探偵だったらここで哄笑一番するところだがね……イヤ...
夢野久作 「無系統虎列剌」
...長享二年(一四八八)の加賀の一向一揆などはその著明な例である...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...それを見た我々の祖先の著明なる一人は...
和辻哲郎 「偶像崇拝の心理」
...神と人との間の相違の如く著明になった」と云われる所以を示しているのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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