...著明な学者が講演を行った...
...彼は著明な研究者として知られている...
...彼女は著明な人物の一人である...
...物事を著明に説明する能力は大切だ...
...彼の貢献は著明である...
...(三)思想と文学との両分野に跨(またが)つて起つた著明な新らしい運動の声は...
石川啄木 「弓町より」
...特(とく)に地盤(ぢばん)の弱(よわ)い市街地(しがいち)に於(おい)てはそれが著明(ちよめい)である...
今村明恒 「地震の話」
...ウィリアム・ジェームズ(W. James)によって著明となる...
戸坂潤 「辞典」
...伊藤侯の特質として最も著明なるは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...下院全體の大缺陷なり彼は唯だ其最も著明なる代表者たるのみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伊藤侯の特質として最も著明なるは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...星亨氏に掻きされて其の腐敗の区域を拡張したるは著明の顕象にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...――で愚見によりますと鼻の発達は吾々人間が鼻汁(はな)をかむと申す微細なる行為の結果が自然と蓄積してかく著明なる現象を呈出したものでございます」「佯(いつわ)りのない愚見だ」とまた主人が寸評を挿入(そうにゅう)する...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...舌は僅に歯の間に挾まれ、歯牙の欠損、著明...
久生十蘭 「泡沫の記」
...その最も著明な証跡とも見るべきは...
穂積陳重 「法窓夜話」
...それが食物と関係があるから極く著明である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その中にもユズリハが最も目立って著明である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...この樹は喬木で往々巨大なものとなり中には神代桜(ジンダイザクラ)の名で呼ばれる著明なのがあり...
牧野富太郎 「植物記」
...人間の哲学が実際に効果をあげたいくつかの著明な例をならべてみよう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一方から見れば退化としか見られぬ事が多い」この事実を最も著明に証拠立てたのが今度の地震であった...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...但し著明の酸性反応を認む」西洋の名探偵だったらここで哄笑一番するところだがね……イヤ...
夢野久作 「無系統虎列剌」
...長享二年(一四八八)の加賀の一向一揆などはその著明な例である...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...深い観念を現わす言葉を浅薄化するという日本に著明な傾向の有力な一例となったのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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