...著明な学者が講演を行った...
...彼は著明な研究者として知られている...
...彼女は著明な人物の一人である...
...物事を著明に説明する能力は大切だ...
...彼の貢献は著明である...
...(三)思想と文学との両分野に跨(またが)つて起つた著明な新らしい運動の声は...
石川啄木 「弓町より」
...著明なものとなり...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...当時の著明なる哲学者であり史家であるルカン・セネカ等の著書及び叙事詩人ヴェルギリウス等の詩にも...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...ビ教授はそれから後にアメリカへ渡ってかの地でかの著明な大著を刊行したのである...
寺田寅彦 「ベルリン大学(1909-1910)」
...(XX 449 以下)かかる著明の文句を異なる二人に述べしむるは性格描寫として敍事詩人にふさはしからず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...また地中鉄道のもっとも著明なるものはロンドンのメトロポリタン鉄道にしてその費用一ヤード六百ポンドなりき...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...伊藤侯の特質として最も著明なるは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...下院全體の大缺陷なり彼は唯だ其最も著明なる代表者たるのみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...大隈伯の特質として最も著明なるは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...星亨氏に掻きされて其の腐敗の区域を拡張したるは著明の顕象にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その変化も著明で...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...それから数日間にクサンチスの平生何事にも大概満足してゐる性質が、著明に変化した...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...人間の哲学が実際に効果をあげたいくつかの著明な例をならべてみよう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...著明な例としては...
柳田國男 「水海道古称」
...極めて著明な色情倒錯と思っていたそうで...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...曲線は腰部にあらわれている著明な死斑と共に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...長享二年(一四八八)の加賀の一向一揆などはその著明な例である...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...神と人との間の相違の如く著明になった」と云われる所以を示しているのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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