...暑い日は葉陰で休憩しましょう...
...草むらの葉陰には虫が多いです...
...ハンモックを葉陰に吊るせば涼しくて快適です...
...公園には木陰もありますが、葉陰の方が涼しいです...
...葉陰で本を読むと、時間を忘れて没頭できます...
...」みづからなせる葉陰より...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...おまへの葉陰の綾絹(あやぎぬ)に...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...黒緑の葉陰から隠者のやうにその小ぶりな清浄身をちらと見せてゐるに過ぎない...
薄田泣菫 「独楽園」
...その葉陰に真っ白な壁...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...(ぶな)の大木が鬱蒼(こんもり)と枝葉を繁らせて、葉陰に二、三脚のベンチが置かれてある...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...怪しい女はその物音を聞いて蘆の葉陰から透(すか)して見た...
田中貢太郎 「女賊記」
...青葉の葉陰に小さな実の見えるその樹の一株に青い紐を懸けて縊死(いし)している者があった...
田中貢太郎 「竇氏」
...款冬の葉陰に隠れて咲いているのを見つけた...
寺田寅彦 「柿の種」
...葉陰にかくれた木札を見つけ...
寺田寅彦 「病室の花」
...簪(かんざし)の玉のような白い花の咲く八ツ手の葉陰には藪鶯(やぶうぐいす)が笹啼(ささなき)している...
永井荷風 「写況雑記」
...無花果(いちじく)の繁れる青き葉陰にはナイルの泥(つち)の(ほのお)の舌(した)を冷やしたる毒蛇(どくだ)を...
夏目漱石 「虞美人草」
...つつじの株の葉陰にうずくまっていた...
平林初之輔 「夏の夜の冒険」
...かわいい魅力的な顔が葉陰に見え...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...葉陰で扉は見えない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
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正岡子規 「俳人蕪村」
...あっしの背後(うしろ)の大きな蘭の葉陰から四十年輩の夜会服の紳士が...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...芙蓉(ふよう)が葉陰に棘(とげ)を持ったようでなお悩ましい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...茄子の紫色が葉陰から点々と見えているだけで...
和辻哲郎 「夢」
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