例文・使い方一覧でみる「落莫」の意味


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...何時の世にも賢哲を苦める落莫の情を...   何時の世にも賢哲を苦める落莫の情をの読み方
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「春の心臓」

...こんな落莫(らくばく)とした疲れとは...   こんな落莫とした疲れとはの読み方
高見順 「如何なる星の下に」

...荒涼落莫(こうりょうらくばく)たる無人の高原でありながら...   荒涼落莫たる無人の高原でありながらの読み方
橘外男 「墓が呼んでいる」

...私は自分の陥った落莫とした心境に...   私は自分の陥った落莫とした心境にの読み方
豊島与志雄 「或る男の手記」

...何となく落莫(らくばく)として...   何となく落莫としての読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...嘉吉の心の裡には何とも云ひやうのない落莫としたものが去来するのであつた...   嘉吉の心の裡には何とも云ひやうのない落莫としたものが去来するのであつたの読み方
林芙美子 「朝夕」

...いつも落莫(らくばく)として食物らしい匂(にお)いをかいだ事がない...   いつも落莫として食物らしい匂いをかいだ事がないの読み方
林芙美子 「風琴と魚の町」

...禪宗の山陰道に落莫なるは...   禪宗の山陰道に落莫なるはの読み方
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」

...秋風落莫(しゅうふうらくばく)と端坐している...   秋風落莫と端坐しているの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...心の落莫は隠しきれず...   心の落莫は隠しきれずの読み方
久生十蘭 「川波」

...〔明治二八・七・二三『國民之友』二五七號〕落莫たる文藝倶樂部に於て...   〔明治二八・七・二三『國民之友』二五七號〕落莫たる文藝倶樂部に於ての読み方
八面樓(宮崎湖処子) 「泉鏡花作『外科室』」

...落莫の感なきことを得なかつたであらう...   落莫の感なきことを得なかつたであらうの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...転(うたた)落莫の感に堪へないものがある...   転落莫の感に堪へないものがあるの読み方
吉井勇 「青春回顧」

...まつたく取りえのない落莫たる土地であつたであらうと今も思つてゐる...   まつたく取りえのない落莫たる土地であつたであらうと今も思つてゐるの読み方
吉江喬松 「山岳美觀」

...みるみるうち落莫(らくばく)たる気落ちの色が全軍を蔽(おお)った...   みるみるうち落莫たる気落ちの色が全軍を蔽ったの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...また当年の落莫(らくばく)荒涼たる御所の有様や朝儀の廃(すた)れや幕府の無力や人心の頽廃(たいはい)など――見るもの聞くものに若い心を打たれながら――実に彼の大志は泉のごとく噴き出したものだった...   また当年の落莫荒涼たる御所の有様や朝儀の廃れや幕府の無力や人心の頽廃など――見るもの聞くものに若い心を打たれながら――実に彼の大志は泉のごとく噴き出したものだったの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...孤塁落莫(こるいらくばく)の一城にたて籠って――どう勝目があろうか...   孤塁落莫の一城にたて籠って――どう勝目があろうかの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...若き友忠利を失った沢庵の落莫(らくばく)は...   若き友忠利を失った沢庵の落莫はの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

「落莫」の読みかた

「落莫」の書き方・書き順

いろんなフォントで「落莫」


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