例文・使い方一覧でみる「落着する」の意味
スポンサーリンク...しかし君のことはよくお話ししておいたから……万事が落着するまでは君は私から遠退（とおの）いているようにしてくれたまえ... 
有島武郎 「親子」
...事件が落着すると...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...そこでもうこれも早晩落着するに相違ない...
大隈重信 「外交の方針」
...何事も知らぬといえば事件が早く落着するものと...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...彼は実にその身の如何に落着するかを知らず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...の利害に落着するためには...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...事件がどんな風に落着するかを...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...あの悪者を射て落せば事は落着する...
中里介山 「大菩薩峠」
...主人夫婦は事件の落着するまでは毎晩旧宅へ帰って寝なければならぬ...
夏目漱石 「倫敦消息」
...国と国との間にどの様な問題が在っても総て公法の主義に従って落着する...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...騷ぎがまだ落着する前に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...すぐに落着するやうになつたので...
長谷川時雨 「凡愚姐御考」
...関の御本陣へ落着するなり...
久生十蘭 「玉取物語」
...私は明朝この事件が落着すると同時に捜査課長の職を辞す人間ですから...
久生十蘭 「魔都」
...事件が落着するまでは陽の目も拝めねえことになる」踏絵は目を瞠って...
久生十蘭 「魔都」
...四朝霞と保平のいきさつはこれで無事に落着するはずだったが...
久生十蘭 「無月物語」
...紛争が落着するまで...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...事がまんまと落着するまでは...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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